そのジェインと同期のマネージャーチーム長、キム・ジュンドンは平和主義で義理堅く、俳優に振り回されながらもなんとかトラブルを解決しようとする人情家。離婚歴ありで、今は独り身だ。仕事終わりにジェインと酒を飲んで語り合うことも。癖が強い芸能業界の人たちに翻弄されるコミカルなキャラで、心温かな言動にもほっと癒される。

 ジュンドンに扮するソ・ヒョヌは、1983年11月20日生まれ。数々のドラマや映画で気になる脇役を演じている演技派俳優だ。『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』ではイ・ソンギュン演じる主人公の部下役、サスペンスロマンス『悪の花』ではイ・ジュンギ演じる主人公の同級生で殺人事件を追う新聞記者役、イ・ビョンホン主演映画『KCIA 南山の部長たち』では後に大統領となる全斗煥をモデルにした国軍保安司令官を演じていた。

『エージェントなお仕事』画像出典:tvN

 新米マネージャーのソ・ヒョンジュは、マネージャーの仕事に憧れて、釜山からソウルにやってきたばかり。総括理事マ・テオとは訳ありの関係で、それを職場の事務長(キム・グクヒ)に勘繰られて、何とかごまかそうとするが……。彼女とマ・テオの家族をめぐって大きな波乱が起きそうな予感が、物語序盤から不穏にうごめいている。

 この重要な役に抜擢されたのは、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のウ・ヨンウ(パク・ヨンビン)の親友トン・グラミ役で注目を集めたチュ・ヒョンヨン。1996年1月14日生まれの新進女優だ。

『ウ・ヨンウ』のトン・グラミは個性的で突拍子な元気キャラだったが、今作では憧れの夢に挑戦するいっぽうで、家族の問題も抱える純粋でナイーブな役柄。声のトーンや表情もだいぶ違っている。ウ・ヨンウ&トン・グラミにハマったなら、ぜひチュ・ヒョンヨンの新たな演技の魅力にも注目してほしい。

『エージェントなお仕事』画像出典:tvN