前回は韓国入国時のQ-CODO登録の概略を伝えた。このQ-CODO登録をしなくても、韓国に入国できないわけではない。到着空港や港で、「HEALH DECLARATION FORM」(健康申告書)に必要事項を書き込み、検疫官に提出して審査を受ければいい。
ただその手つづきに時間がかかる。韓国の検疫サイドも、作業量をできるだけ減らし、スムーズな入国を考えている。それを考慮すれば、Q-CODO登録はすませておいた方が気が楽かもしれない。
ではその登録方法を。3月24日にサイトをチェックすると日本語版がお目見えしていた。しかしそれで進んでいくと、途中から韓国語になってしまったり、まだ不安定。そして、3月27日に再チェックすると、日本語版は消えていた。ここでは英語版で説明することにする。
入力方法は親切に日本語で解説しているサイトがいくつもみつかる。それに沿って進めていけばいい。
■韓国入国時のQ-CODO登録、韓国滞在中の住所に悩んだら?
Q-CODOトップページのGOをクリックしてはじめる。
まず14歳以上かという質問、そしてこのサイトを使う許諾が堅苦しくつづく。いかにも公官庁がつくったサイトのイメージだ。すべてAgree(同意)で進んで、次のページ。そこでパスポート番号、Eメールのアドレスを入力していく。「mandatory」というのが「必須」の意味。そこを埋めていけばいい。
*Q-CODO(英語)https://cov19ent.kdca.go.kr/cpassportal/biz/beffatstmnt/main.do?lang=en
そして次のページ。国籍を選ぶ。プルトップ式だ。
ここまでは問題なく進むと思う。
悩むのはそのページの次にある、韓国滞在中の住所。Zip Codeを入力しないといけない。
「Search Zip Code」をクリックすると、Zip Codeを書き込む欄が出てくる。Zip Codoは韓国の郵便番号。僕は予約したホテルの住所を確認すると、そこにはZip Codoが書かれていなかった。住所を頼りにZip Codeを調べ、それを入力してもなぜか先に進めない。
で、解説サイトに書いてあったように、Zip Codoをコピーして、それをZip Code欄に貼りつけると、その下にズラーと住所が出てきた。そのなかから、ホテルの住所を見つけだすことになる。しかし住所番号は近いものがあったが、ホテルの住所とは完全に合致しない。さて、どうしようか……。
方法もなく、いちばん近いものを選ぶと、すっと先に進んだ。