その次に韓国の携帯電話番号。入国していないから、その番号はない。「ない」というボックスをクリックし、その先の電話番号はホテルの電話を入力した。
以前はその先に、ワクチン接種の項目もあり、それがなかなか面倒なようだったが、いまはそれはなくなった。
あとは健康状態などで、「Symptom dose notexist」(無症状)といった感じで選んでいくと最後まで辿り着く。
それを送信すると、ほどなくしてQRコードが送られてくる。空港や港で、そのQRコードを見せればいいわけだ。
いまのところ、いちばん悩むのは韓国の住所だろうか。なかにはホテルを決めていない人もいるだろう。
コロナ禍前、韓国入国時に書き込むカードにはホテル欄があった。日本人はホテル予約の確認書の提示を求られていなかったので、ホテルを決めていない人のなかには、架空のホテル名を書いていた。なかには「Hotel」とだけ書く人もいた。その内容で入国することができた。
新型コロナウイルスが蔓延していたとき、外国から入国した人が韓国内で発症すると大変なことになった。それは多くの国も同じ状況だった。そのときのチェック体制に比べれば、いまのQ-CODO登録はだいぶ簡素になってきたということだろうか。
ソウル経由でアメリカに向かった知人がいた、2月のことだ。ソウルはトランジットなので滞在はしない。しかし飛行機会社は別だったため、韓国に入国しないといけなかった。その場合もQ-CODO登録が必要なのか。知人は架空のホテルで登録し、問題はなかったという。
Q-CODO登録はいま、その流れのなかにある。それを考慮してほしい。追ってサイトに日本語版も登場してくるはずだ。
(つづく)