韓国で最も著名な脚本家のひとり、大ヒット作『シグナル』や『キングダム』を手掛けたキム・ウニの最新作『悪鬼(あっき)』が、ディズニープラス スターにて、6月23日(金)より独占配信される。

 主演は『ミスター・サンシャイン』『二十五、二十一』のキム・テリと、『椿の花咲く頃』『サイコだけど大丈夫』などで知られるオ・ジョンセの演技派コンビ。豪華キャストと人気脚本家がタッグを組んだ最新作に期待が高まっている。

●『悪鬼』ストーリー

 昼間はアルバイトで生計を立て、夜は公務員試験をめざして勉強に励むク・サニョン(キム・テリ)。貧しい家庭に生まれ、不運続きの人生だったが、父親が謎の死を遂げたことによって、さらに状況が悪化していく。

 なぜ不幸なことばかりが次々と起こるのかわからないサニョンだったが、ある時、悪鬼の姿を見ることができる民俗学者のヨム・へサン(オ・ジョンセ)と出会い、自分を呪っている存在の真相を知り始める。亡き父の遺品を受け取ったサニョンは、悪鬼に取り憑かれていたのだ。

 一方、幼い頃、目の前で母親を悪鬼に殺された過去をもつヘサン。やがて2人は悪鬼の出入り口を発見し、両家を滅ぼした呪いを解くために協力し合う。

■キム・テリ&オ・ジョンセ豪華共演!人気脚本家が手掛けるオカルト・ミステリー

 法医学サスペンス『サイン』、未解決事件を捜査する『シグナル』、そしてKゾンビドラマ『キングダム』と、専門的なジャンルを扱った作品で次々と韓国ドラマの金字塔を打ち立てた脚本家キム・ウニ。そんな彼女が新たに放つのは、悪鬼に取り憑かれた女性と、悪鬼が見える民俗学者がともに家族の死の謎を暴いていくオカルト・ミステリーだ。手に汗握るスリリングな物語が展開していく。

 ヒロインのク・サニョン役を務めるのは、青春ラブストーリー『二十五、二十一』のピュアで元気な高校生役が絶賛され、百想芸術大賞で女性最優秀演技賞と人気賞を受賞したキム・テリ。本作では天真爛漫な笑顔を封印し、呪われた女性という難役に体当たりで挑んでいる。

 サニョンとともに悪鬼に迫る民俗学者ヨム・へサン役には『椿の花咲く頃』『サイコだけど大丈夫』で、2年続けて百想芸術大賞で男性助演賞に輝いたオ・ジョンセ。作品ごとにピタリと役に溶け込み、強烈な印象を残してきた彼が本作でどんな魅力を発揮するのか? キム・テリとの演技の相乗効果も見どころとなりそうだ。

 また話題作『弱いヒーロー Class1』でメインキャストを担い、百想芸術大賞の新人賞にノミネートされたホン・ギョンが警察官イ・ホンセ役で出演。2021年の同賞では映画部門新人賞も受賞しており、新進気鋭の若手俳優のさらなる飛躍に期待したい。

 演出を務めるのは『VIP-迷路の始まり-』のイ・ジョンリムと『花たちの戦い~宮廷残酷史~』のキム・ジェホン。キャストとスタッフ、まさに最強の布陣が集結した本作に熱い視線が注がれている。

●配信情報

『悪鬼』

ディズニープラス スターにて6月23日(金)より独占配信開始(毎週金・土に2話ずつ配信)

演出:イ・ジョンリム『VIP-迷路の始まり-』、キム・ジェホン『花たちの戦い~宮廷残酷史~』(共同演出) 脚本:キム・ウニ『キングダム』『智異山<チリサン>~君へのシグナル~』

出演:キム・テリ『ミスター・サンシャイン』『二十五、二十一』、オ・ジョンセ『ストーブリーグ』『アンクル~僕の最高のおじさん~』、ホン・ギョン『D.P.-脱走兵追跡官-』『弱いヒーロー Class1』

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