世界中で大ヒットしたNetflixウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(2022年)で主演を演じたパク・ウンビン、待望の主演新作『無人島のディーバ』が10月28日よりNetflixで配信スタートする。

 無人島での15年間の生活を経て30歳を過ぎても歌手になる夢を持ち続けるモクハと、かつて一世を風靡した歌手で今や落ちぶれた40代のランジュ。2人の歌姫=ディーバたちが運命的に出会い、互いに影響を与え合い、人生が変わっていくさまを描いていくヒューマンストーリーだ。

■パク・ウンビン最新作『無人島のディーバ』見どころ紹介!共演&スタッフ陣にも注目

『無人島のディーバ』の見どころは、何といってもパク・ウンビン演じるヒロインの斬新なキャラクターだろう。15年も無人島で暮らしてきて、さらに歌姫を目指すという突飛とも思える設定だ。

 公開されている予告映像では、方言丸出しの田舎くさい少女が美しく生まれ変わり、きらびやかなステージに立つ姿が映し出され、目を引く。この奇跡の過程を、魅力的かつ圧倒的な演技力を誇る”天才女優”パク・ウンビンがどう演じるのか、注目される。

 パク・ウンビンは1992年9月4日生まれで、数々のドラマで子役キャリアを積んだ、言わずと知れた実力派。大ヒット作『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の自閉スペクトラム症の新米弁護士の演技は国内外の賞賛を集め、韓国エンターテインメント界の最大アワードである百想芸術大賞の大賞に見事輝いた。

『ウ・ヨンウ~』以前にもヒット作に多数出演している彼女。ナムグン・ミン主演の名作『ストーブリーグ』(2019年)では弱小球団の運営に奮闘する等身大の若きチーム長役、繊細ラブストーリーブラームスは好きですか?』(2020年)では奥手のバイオリン奏者、宮廷ロマンス恋慕』(2021年)では凛々しい男装の世子役でロウンSF9)相手に切ない恋模様を演じるなど、演技の幅がとても広いのが”天才女優”と呼ばれるゆえんだ。

 今年5月に行われた日本ファンミーティングでも、ダンスから歌(しかも日本語!)まで全力でこなし、そのマルチな才能でファンを魅了していたが、その裏には相当の努力があることもうかがえた。

 本作の制作発表会では、「モクハは純粋な情熱にあふれ、歌も上手でギターもよく弾く。生きるために海で泳ぐこともできるし、方言もしゃべる。やるべきことが多く、いろいろな意味で新しい挑戦だった」と語っていたが、役作りもかなりの準備をした模様。ギターの弾き語りや美しい歌声にも期待できそうだ。

Netflixシリーズ『無人島のディーバ』10月28日(土)独占配信スタート