パク・ウンビン主演の話題作『無人島のディーバ』を観ていて、ふと思った。

全羅道訛りで話す田舎娘を演じるパク・ウンビンの演技モデルは誰だろう?」

 若いのにおばあさんのように話すキャラクターを演じた女優として2人が思い浮かんだ。

 一本は、映画『怪しい彼女』(2014年)で70歳のハルモニ(ナ・ムニ)から二十歳に若返った娘を演じたシム・ウンギョン。彼女も全羅道訛りを話していた。

 もう一本は、映画『初恋のアルバム ~人魚姫のいた島~』(2004年)で全羅道(撮影は済州道の牛島)出身の女性(コ・ドゥシム)の若い頃を演じたチョン・ドヨン

 二人ともトップレベルの演技派なので、勉強家として知られるパク・ウンビンの研究対象となっている可能性は高いと思う

■『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『無人島のディーバ』主演、パク・ウンビンを光らせる役柄とは?

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で突き抜けたスターになったパク・ウンビン。彼女はどんな女優なのだろう。日本ではパク・ウンビンという本名より、ウ・ヨンウの役名のほうが知られているのではないだろか? ウ・ヨンウはそれほど鮮烈なキャラクターだった。

 パク・ウンビンは1992年9月4日ソウル生まれで、幼児のときにモデルデビュー、5歳のときに俳優デビューして以来、60作以上のドラマに出ているベテランだ。

 顔つきは整っていて、可憐でもあり、美人でもある。身長は大き過ぎず小さ過ぎない163センチ。大学ランキングでベスト15に入る西江大卒業。歌も上手く、ピアノやバイオリンも弾ける。俳優として大変な優等生といってよい。

 そんな優等生がトップスターになるまでに20数年を要したのはなぜか? その答えは、最近の出演ドラマ3作にあるようだ。