ソン・ジュンギが『ヴィンチェンツォ』で大賞を受賞した第8回の記憶もまだ鮮明だが、毎回選りすぐりの韓国ドラマと人気も実力も備わったスターが集う授賞式として注目度の高い「2023 SEOULCON APAN STAR AWARDS」(2023年12月30日に開催)のノミネートが発表された。
■「2023 APAN STAR AWARDS」ノミネート発表!気になる作品賞&演技賞は?
9回目を迎える今回の対象となるのは、2022年8月~2023年10月までに放送・配信された韓国内のすべてのドラマ作品。例年増えるシーズン制作品は長編に分類し、短編・中編・長編・ウェブドラマの4部門で選定。昨年はOTT受賞部門を新設していたが、今年はすべて同じ土俵での勝負となった。
作品賞候補には、先日Netflixが公開した2023年の上半期に視聴時間が6億2280万時間で世界第2位を記録した『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』(パート1)、週3回放送というギャンブルを成功させ社会現象を生んだ『財閥家の末息子~Reborn Rich~』、韓国情緒あふれるヒーロー劇に国民が熱狂した『ムービング』、賞コレクターと呼ばれるナムグン・ミンがまたその評価を高めた『恋人(原題)』、姉妹を演じたキム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・ジフがそれぞれに存在感を発揮した『シスターズ』といずれも話題作ばかり。
さらに、演出賞、脚本賞も納得のスタッフがノミネートされている。
花形作品が集まる中編ドラマ男優最優秀演技賞候補には、『キング・ザ・ランド』で新たなファンを獲得したジュノ(2PM)から、久しぶりのドラマ出演となったチェ・ミンシンクまで新旧スターが揃った。同、女優最優秀演技賞候補には、オム・ジョンファ、チョン・ドヨン、キム・ヘスら長年韓国エンタメ界を牽引してきた女神が勢揃い。華やかな授賞式が予想される。
ノミネート一覧は以下の通り。※()内は韓国放送&配信サービス/日本国内で見られる作品は主要サービス名を初出タイトルに記載。(情報は2023年12月25日現在)
●作品賞(放送&配信日順)
『シスターズ』(tvN/Netflix)
『財閥家の末息子~Reborn Rich~』(JTBC/Lemino)
『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』(Netflix)
『ムービング』(ディズニープラス)
●演出賞(以下五十音順)
アン・ギルホ 『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』
カン・ユンソン 『カジノ』(ディズニープラス)
キム・ソンヨン、イ・ハンジュン、チョン・スジン 『恋人(原題)』
キム・ヨンフン 『マスクガール』(Netflix)
チョン・デユン 『財閥家の末息子~Reborn Rich~』
パク・インジェ、パク・ユンソ『ムービング』
●作家賞(脚本家)
Kang Full(カン・プル) 『ムービング』
カン・ユンソン 『カジノ』
キム・ウンスク 『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』
ソン・スハン 『ポジション~広告代理店の女王~』(JTBC/U-NEXT)
ファン・ジニョン 『恋人(原題)』
ヤン・ヒスン、ヨ・ウンホ 『イルタ・スキャンダル~恋は特訓コースで~』(tvN/Netflix)
●中編ドラマ男優最優秀演技賞
イ・ジョンソク 『ビッグマウス』(MBC/ディズニープラス)
イ・ソンミン 『財閥家の末息子~Reborn Rich~』、『刑事ロク 最後の心理戦』(ディズニープラス)
ジュノ(2PM) 『キング・ザ・ランド』(JTBC/Netflix)
ソン・ジュンギ 『財閥家の末息子~Reborn Rich~』
チェ・ミンシク 『カジノ』
ナムグン・ミン 『恋人(原題)』、『わずか1000ウォンの弁護士』(SBS/ディズニープラス)
リュ・スンリョン 『ムービング』
●中編ドラマ女優最優秀演技賞
イ・ボヨン 『ポジション~広告代理店の女王~』
イム・ユナ『キング・ザ・ランド』
オム・ジョンファ 『医師チャ・ジョンスク』(JTBC/Netflix)
キム・ヘス 『シュルプ』(tvN/Netflix)
ソン・ヘギョ 『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』
チョン・ドヨン『イルタ・スキャンダル~恋は特訓コースで~』
ラ・ミラン 『良くも、悪くも、だって母親』(JTBC/Netflix)、『残酷なインターン』(TVING/未定)