特にパク・シネは、『ピノキオ』や『ドクターズ〜恋する気持ち〜』など、怖いもの知らずで快活なヒロインを多く演じ、毎作、相手役との抜群の相性が話題となっている。結婚・出産を経て、約3年ぶりのドラマ復帰となるが、制作発表会でも「久しぶりに私の得意な姿をお見せしたいと思った」と語っているように、どんな逆境でもくじけず、ポンポンと弾むようなキャラクターを見せる。
硬軟自在な演技力で、時代劇から現代劇、コミカルからシリアスまで、幅広いジャンルに挑んできたパク・ヒョンシクも、本作で十八番のイケズな “ツンデレ”キャラを披露。彼も、「最近は、斬新で重厚な内容の作品が続いていたので、久々に笑いたくなった。このドラマは、2人の掛け合いもよく、台本を読みながらたくさん笑って、癒しにもなった」と出演を決めた理由を語っている。
2人の言葉どおり、すでに公開されたティーザー映像でも爆笑シーンが満載。高校時代の2人の出会いから始まり、いがみ合う関係が描かれ、愉快なやり取りに思わずにんまりだ。
久々に学生服を着たことについては、2人とも「何か罪を犯しているような気分になった(笑)」と明かし、恥ずかしそうにしていたが、まるで違和感のない自然な姿はさすが! 高校時代と社会人になった今とで、変わらない部分と少しずつ変化していく感情の動きを繊細に表現していく。
また、予告ではスランプに陥ったハヌルに、ジョンウが「つまずいたんだ、少し休もう」と励ます場面が出てくるが、パク・シネも本作の見どころについてこう語っている。
「最近の作品は、刺激的な題材が多かった。その中で、自分の物語のように感じられる作品だと思う。このドラマが、心や体を休める日陰のようなものになったら嬉しい。ハヌルとジョンウの物語を観ながら、少しの間、休んでいってほしい」
『サムダルリへようこそ』に続く、心温まる“私たち”のストーリーに期待だ。
ほかに、ジョンウの大学の同期で、彼をライバル視しつつ誰よりも理解している見栄っ張りの整形外科医デヨンを『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』のユン・バク、ハヌルの親友で真逆の性格の麻酔科医ホンランを『今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~』のクールな精神科医で注目されたコン・ソンハが演じ、物語に面白みを加えていく。
さらに、脚本を『九尾の狐とキケンな同居』『キム秘書はいったい、なぜ?』のペク・ソヌ、演出は『その男の記憶法』『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ〜』のオ・ヒョンジョンと、スタッフも最強の布陣で贈る。
●配信情報
Netflixシリーズ『ドクタースランプ』2024年1月28日(日)より独占配信
[2024/全16話予定]演出:オ・ヒョンジョン『その男の記憶法』『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ〜』 脚本:ペク・ソヌ『九尾の狐とキケンな同居』『キム秘書はいったい、なぜ?』
出演:パク・ヒョンシク、パク・シネ、ユン・バク、コン・ソンハ
*パク・ヒョンシクと『ムービング』のハン・ヒョジュ主演のサバイバルアクション『ハピネス』が、2月16日よりNetflixで配信スタート予定。