昨年12月のクリスマスファンミーティングに引き続き、2枚目のリリースCDを引っ提げて大阪、福岡、東京と自身初の日本コンサートツアーを敢行したチ・チャンウク。ツアー最終日となる3月17日(日)の東京国際フォーラムでのコンサートの模様をレポートする。(記事全2回のうち後編)
■チャンウク自身が選曲! J-POPのあのナンバーも!
そして、今度は新たに黒いジャケット姿で登場。
コンサートの曲はチ・チャンウクの選曲であることが明かされ、一部開催都市ごとに違う曲を選んで変化をつけたとのこと。大阪ではドラマ『あやしいパートナー~Destiny Loverrs~』のOSTの「君が好きな101の理由」、福岡では「星晴(ソンチョン)」、東京では「愛が過ぎたら」を歌ってくれた。
さらに、日本でもNetflixで配信され、話題を呼んだ最新作『サムダルリへようこそ』のOSTから「夢」を披露。
とっても楽しそうに朗らかに歌い上げる姿に、さぞかしドラマの思い出が良かったのであろうということが伝わって、聞いているこちらまで幸せな気持ちにしてくれた。少し高めの音程でウィスパーっぽくなるのがなんとも艶っぽくて、表情とともにキュンキュンとさせてくれる。
その後は、なんと会場周遊も!
本当に爽やかで嬉しそうな笑顔で会場中を隈なく駆け回るチ・チャンウク。両手を広げ走りながら通路両側の方たちにハイタッチをしていくという感じで、客席もおのずとヒートアップ。
ここからはバラード曲にもかかわらず、もう客席総立ちでノリノリへ。
次は、日本語で「レイニーブルー」という徳永英明の曲を披露。走り回ったあとなので、汗がキラキラ光って一層艶っぽい。熱いので上着を脱ぐと、たくましい二の腕と胸筋があらわになって「キャー」とひときわ歓声が上がる。
続く米津玄師の曲「Lemon」の歌い終わりで上着を着てしまうと、客席からは「脱いでー」「ダメ~」と声が飛ぶも、チ・チャンウクは「すいません、すいません」と日本語で謝りながらその上着を羽織っていたのも面白い一コマだった。
「僕が今歌った曲っていうのは本当に長い間愛されてきたので、この名曲のように僕も僕の歌も長く愛されたら嬉しいです。頑張りますのでよろしくおます」
「おます」という表現がなんか今ツボみたいでMCの中にも何度か登場していた。