『涙の女王』で、世界を熱狂させたロマンスキング、キム・スヒョンがアジアツアーの一環として日本で「2024 KIM SOO HYUN ASIA TOUR in JAPAN『EYES ON YOU』」を開催。

 横浜のぴあアリーナMMで6月22、23日と2日間にわたって行われたファンミーティング初日のリポート後編をお届けします。(記事全2回のうち後編)

■日本語研究に熱心なキム・スヒョン。「〜しか勝たん」を覚える!

 歌やトークはもちろんだが、今回のファンミーティングで最高に面白かったのが、日本についてより知ってもらおうという「ラーニングアバウトジャパン」コーナーでのキム・スヒョン の言動だ。

 最近覚えた日本語を訊かれると、やおら「ネイティブのように話すためには言葉の中間や最初や最後に『ヤバッ』と入れるとネイティブのように聞こえるんですよね」という持論を展開。「覚えた後にドラマにアニメを見るとよく出てきて、ヤバッ、ヤベェ、ヤバイじゃん、といろんなバリエーションがあったので、もっと研究が必要です」と続ける。

 そんな、研究熱心なキム・スヒョンに、「〇〇しか勝たん」というフレーズを覚えてもらうことに。すると、

「カタン、シカカタンって発音が強いですね。ヤバーいという何か危険があった時に使うのかな。僕また当てちゃいましたよね」と本人は自信満々。が、残念ながら、「一番いいという意味です」と説明を受け、考え込むキム・スヒョン。と、その時、客席から「スヒョンしか勝たん」という声が飛び、「よしっ」と同意したうえで、「“今しか勝たん!”合ってますか?」と自分でも例文を作成。

 その後、MCに「スヒョンしか勝たん」といってほしいと促されると、「これを僕の口から言うんですか?」とちょっと照れながらも、MCの真似をして「やっぱさ、スヒョンしか勝たんよね」とジェスチャー付きで披露。会話の瞬発力が優れている、というのはこういうやり取りからも感じられた。