キム・テリは、2023年に『悪鬼』(ディズニープラスで独占配信中)に主演。同作は悪鬼に取り憑かれた女と、その悪鬼が見える男が5種類の神体を取り巻く疑問の死を暴く韓国型オカルトミステリーで、脚本は坂口健太郎主演『シグナル 長期未解決事件捜査班』のオリジナル版『シグナル』で知られるキム・ウニが手掛けた。

 貧しい家庭に生まれたク・サニョン(キム・テリ)は、父親が不可解な死を遂げるなど不運の人生を送っていたが、ある日、悪鬼の姿を見ることができる民俗学者ヨム・へサン(オ・ジョンセ)と出会い、呪いをかけられていることを知る。2人は悪鬼の出入り口を発見し人知を超えた別世界に挑んでいく―ーというストーリーだ。

 今年10月からは、同じくディズニープラスで独占配信中の『ジョンニョン:スター誕生』にも主演している。大ヒットドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』『ミスター・サンシャイン』『愛の不時着』『涙の女王』などで知られる、アジア最大級のドラマメーカーのスタジオドラゴンが制作を手掛ける話題作だ。

 同作は1950 年代の韓国を舞台に、アサリや魚を売る少女ジョンニョン(キム・テリ)が絶大な人気を誇る女性国劇『メラン国劇団』と出会うことで、歌唱や演技の才能に気付き、困難を乗り越えながら国劇のトップ女優へと駆け上がる感動のサクセスストーリーとなっている。

 対照的な役柄にも果敢に挑むキム・テリの活躍から、今後も目が離せない。