韓国時代劇の新作『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』が、韓国JTBCで2024年11月30日より、日本ではU-NEXTで12月1日より独占配信スタートした。本作は朝鮮王朝時代を舞台に、名前も身分もすべてを偽りながらも民のために活躍した女性と、そんな彼女を守るためにすべてを捨てて愛する男性の物語だ。

ロマンス史劇『オク氏夫人伝』主演は『ザ・グローリー』のイム・ジヨン、恋の相手チュ・ヨンウは一人二役に挑戦!

『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』の主人公、オク氏夫人に扮するのは、実力派女優のイム・ジヨン。1990年6月23日生まれで、ソン・スンホン主演映画『情愛中毒』(2014年)でデビュー後、映画やドラマでキャリアを積み、2022年Netflix配信されたソン・ヘギョ主演の復讐劇『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』の悪女役でブレイクした。同作で共演した年下俳優イ・ドヒョンとの恋愛も話題を集めた。

 本作では、使用人として虐げられている奴婢クドクから一転、高貴な両班の女性オク・テヨンとして生きることになる女性を演じる。逃亡した奴婢が、なぜ両班の令嬢を名乗るようになるのか、なぜ、外知部(朝鮮時代の弁護士のような役割)をめざすのか、そして、運命的な出会いを果たすチョン・スンフィとのと恋の行方はどうなるのか……。イム・ジヨンが波乱万丈な女性の人生をどう演じるのかにも注目だ。

『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』U-NEXTにて独占配信中 (C) SLL Joongang Co.,Ltd all rights reserved.

 恋と愛を追い求めながら、朝鮮最高の芸人となるチョン・スンフィに抜擢されたのは、注目俳優のチュ・ヨンウ。1999年6月5日生まれで、身長186センチ。デビュー作であり、華麗なダンスシーンなども話題となったBLドラマ『You make me Dance〜紅縁』で注目され、『警察授業』『田舎街ダイアリーズ』『オアシス ~君がいたから~』と人気作に出演して、存在感を放ってきた。

 初の本格時代劇出演となった本作では、クドクに一目惚れする、学問書よりも小説を好み、武芸よりも歌舞音曲に心惹かれ、“変わり者”扱いされる名門両班子息ソン・ソンイとして登場する。彼はその後、自身の出自を知り、チョン・スンフィと名を変え、芸人として全国を放浪しながらクドクを探し続ける人物だ。自身の愛を物語にして伝える、売れっ子芸人スンフィの美しい舞踊、語りに目を奪われること間違いなし。

 そして、もう1役が、スンフィと瓜二つながら、生真面目で武芸の達人でもある役人ソン・ユンギョム。こちらは、のちにテヨン(クドク)と深い関係になる人物で、ある秘密をもつ人物とのこと。

 チュ・ヨンウは、この真逆の2人のキャラクターを表現するため、パンソリ、舞踊、剣術、弓術、乗馬など、必要なすべてを学んだそう。

 ヒロインの人生にかかわる2人の男性をチュ・ヨンウがどう演じるか、イム・ジヨンとは9歳の年齢差があるが、若手俳優の新たな魅力の開花に期待が高まる。

『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』U-NEXTにて独占配信中 (C) SLL Joongang Co.,Ltd all rights reserved.
『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』U-NEXTにて独占配信中 (C) SLL Joongang Co.,Ltd all rights reserved.