シュルプ』や『シグナル』など数々の名作で知られるカリスマ女優、キム・ヘスが、破天荒ジャーナリストを痛快に演じる『トリガー  ニュースの裏側』がディズニープラス スターで独占配信中だ。本作は、調査報道番組「トリガー」の制作チームの面々が、型破りな調査方法で、警察も検察も捕まえることができない凶悪犯たちを追い詰めていく痛快エンターテインメント。

 キム・ヘスが演じるのは、「トリガー」のチーム長兼番組MCのオ・ソリョン。ドラマ局からトリガーチームに異動してきた中年新入りプロデューサー、ハン・ド役を、『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』のチョン・ソンイル、さらに、ソリョンを敬愛するアシスタントプロデューサー、カン・ギホ役を、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のチュ・ジョンヒョクが担い、絶品の化学反応を見せている。

 そんなトリガーチーム3人のインタビューをお届けする。(インタビュー記事全2回のうち後編)

■毎日現場に行きたかったし、チームのメンバーに会えないと恋しくなるほど。これ以上ない最高の現場だった!(チョン・ソンイル)

――チームが一つになって報道に取り組んでい姿も見どころですが、チームワークをよくするために現場で心がけていたことはありましたか?

チョン・ソンイル「ドラマの現場では、親睦を図るために、食事会など別途席を設けることもあるんですけど、今回はそんな時間がいらないほどでした。撮影の準備をする中で、お互いへの信頼が生まれ、自然と関係が深まったし、撮影に入るや本当にチームそのものになっていたと思います」

キム・ヘス「(笑顔でうなずきながら)そうなんですよ」

チョン・ソンイル「後半に行くにつれて、こんな素敵な現場って本当にあるんだ! と思うほど、すごく雰囲気が良くて。毎日現場に行きたかったし、チームのメンバーに会えないと恋しいなとも思ったほどです」

――チームワークの良さが画面からもにじみ出ていますね。チュ・ジョンヒョクさんは、現場では“末っ子”でしたが、キム・ヘスさんやチョン・ソンイルさんと共演してみての印象はどうでしたか?

チュ・ジョンヒョク「第一印象はすごく強烈で、準備を徹底的にしないと釣り合わないなと思いました。一方で、そういう気持ちに走りすぎて自分の役のことばかり考えてしまうと、いいアンサンブルが生まれないんじゃないか、とか、いろんな思いが錯綜しました。ただ、お二人は僕のすべてを受けとめてくださる器をお持ちだと思ったんです。なので、僕は現場にその役として存在して、できるだけ先輩方の演技を吸収しようと思って演じました。それで、自然にアンサンブルを作ることができたようです」