王宮よりも煌びやかといわれる、朝鮮一の旅閣“龍天楼〈ヨンチョンル〉”を舞台に、男装のヒロインと3人の若者、それぞれに秘密を抱えた4人のキャラクターが繰り広げる青春ロマンス時代劇『チェックイン漢陽〈ハニャン〉』。
本作で、亡き父親の敵討ちのために男装して生きるホン・ドクス役のキム・ジウン。王子という正体を隠し、龍天楼にあるとされる「黃銅金匙〈ファンドングムシ〉」を探しにやってきたイ・ウン(龍天楼ではイ・ウノ)役のペ・イニョク。龍天楼の後継者チョン・ジュナ役のチョン・ゴンジュ。そして誰よりも成功を夢見るコ・スラ役パク・ジェチャンら、麗しの“ハオナ(ですが)四人衆”キャストインタビューをお届けする。(前後編記事の前編)
■男装ヒロイン×美男たち、時代劇ロマコメ鉄板の組み合わせで魅せた『チェックイン漢陽』キャストが醸す絶妙のグループわちゃわちゃ感
――まず、4人それぞれの第一印象と、実際撮影を通して変わったところなどを教えてください。一番年下のジェチャンさんからどうぞ。
ジェチャン「まず、ゴンジュさんは、本当にカッコよくて、体格もよくて、“大人は違うな”と思ったんですが、実は子供っぽかったです。それからイニョクさんは……第一印象と同じです。慎重な時はすごく慎重で、ふざける時はとても明るくふざけるんです。ジウンさんは最初の印象と違いました」
ジウン「なんで? どこが?」
ジェチャン「性格がいいのはもちろんなんですが、すごくサバサバしてて。そこが少し違いました」
ジウン「ゴンジュは礼儀正しくて逞しい人だと思ったけど、現場ではマイペースで、弟みたいなかわいい面があります。イニョクも最初は頼もしくて落ち着いて見えましたが、親しくなれば、冗談もすごく言うし、子供のようなふざけ方をします。ジェチャンは物静かで口数の少ない人だと思ったんですが、違いました。愛嬌もあってかわいくて、いちばん年下の弟のように接していました」
イニョク「僕もジェチャンさんは……」
ジェチャン「ジェチャン“さん”ですか?(聴き慣れない!というふうに)」
イニョク「(笑)はい。ジェチャン“さん”の場合は、最初はすごく物静かで内向的な人かと思ったんです。でも、ジェチャンが心を開いて人見知りをしなくなったら、明るくてお調子者の面もあって、めちゃくちゃギャップがありました。ジウンさんは、ドクスが男装役だったからかもしれないですが、すごくサバサバしてさっぱりしていて、僕たちも気楽に撮影することができました。ゴンジュさんは、元々知り合いでしたが、仕事をする姿は初めて見ました。個人的には一番年下っぽくかわいらしかったです」
ゴンジュ「実はジェチャンとは1度同じ作品に出ているのですが、直接会うことがあまりなくて、よく知らなかったんです。でもこうやって親しくなってみると、ほっぺをつねりたくなるくらいかわいくて。見るだけでも爽やかで、エナジードリンクのようです。ジウンさんはずっと一緒です。サバサバしていて、僕が何をしても受け入れてくれる感じ。それからイニョクは、プライベートでは冗談もたくさん言ったり愛嬌もあったりするけれど、現場では本当にプロフェッショナルな姿を見て……感じました」
イニョク&ジウン「何を感じたの?」
ゴンジュ「仕事をする時は、すごく頼りがいのある友達だなと」
