――みなさんは、朝鮮一の旅閣“龍天楼の見習い生となり、いつも「ですが…(ハオナ…)」と教官に口答えするところから“ハオナ四人衆”と呼ばれます。役を演じるにあたって気をつけたことはどんなところですか?
ジウン「ドクスを演じるにあたっての一番のポイントは、やはり“男装をした女性”、ということ。しゃべり方やトーンもたくさん練習をしましたし、女性に見えないようにメイクなども美容室でたくさんテストをしました。服装も最大限隠せるところは隠したり、男装という部分に一番気を使いました」
イニョク「僕が演じたイ・ウンは、王室で暮らすような高い身分にもかかわらず、龍天楼という特殊な環境に入ることになったキャラクターです。なので、口調やトーン、王室出身だからこそ出てしまう不器用で世間慣れしていないところを見せることに気を遣いました」
ゴンジュ「ジュナはウンとは反対に、頭を空っぽにしようと努めました。ジュナ特有のおおらかで穏やかな雰囲気を出すためには、考えすぎないほうがいいと思ったんです。だから現場ではできるだけ愉快に、4人が絡むシーンは楽しくしようと思いました」
ジェチャン「最初は、スラという人物をただ情熱的に演じればいいと思っていたんですが、台本を読み進めると感情の変化が大きい役だと気づきました。隠していることも多いし……。なにがなんでも龍天楼で成功しなければいけないけど、仲間たちと友情も生まれてて、友情も龍天楼も諦められない中で実家の状況まで悪くなって。そんな複雑な感情を表現しようと考えました」

――今回の作品を撮影しながら、個人的に一番印象に残ったシーンは何がありますか
ジウン「龍天楼での最初の出会いかな?それがすごくドタバタしてかわいかった」
ゴンジュ「そうだね」
ジウン「ジュナがドクスに荷物をもたせようとするやりとりもそうだし、客同士の揉め事を目撃したスラが道理を語り、ドクスが“そうだ”と合いの手をいれる、見習い服に着替えるときにウンがドクスの服を破ったりして、ドタバタと出会ったじゃない? そのシーンがすごく記憶に残っています。“ああ、なんだか普通じゃないな、この4人は”そんな感じがするシーンだと思います」
