成宗は燕山君の将来をとても心配したまま1494年に亡くなった。直後に燕山君が第10代王として即位した。18歳の若き国王であった。彼は即位した当初は真面目に政治に取り組もうとしていた。しかし、当時の政権の主流派だった士林派をとても嫌っていた。
士林派というのは儒教の学問に精通していた官僚のことなのだが、こういう士林派を敬遠していた燕山君は、やがて士林派の官僚たちを虐殺するという暴挙に出ていく。
これが一連の史実なのだが、『暴君のシェフ』で国王イ・ホンと官僚の関係は最終的にどのように描かれるのだろうか。そのことがとても気になっている。

●配信情報
Netflixシリーズ『暴君のシェフ』独占配信中(毎週土・日更新)
[2025年/全12話]演出:チャン・テユ 脚本:fGRD
出演:イム・ユナ(少女時代)、イ・チェミン、カン・ハンナ、チェ・グィファ、オ・ウィシク、ユン・ソア、イ・ジュアン、パク・ヨンウン、キム・グァンギュ、ホン・ジンギ