哲仁王后~俺がクイーン!?』 『サムダルリへようこそ』『私のヘリへ~惹かれゆく愛の扉~』など、コメディからシリアスな作品まで幅広い演技力で視聴者を魅了するシン・ヘソン。彼女の最新作『サラ・キムという女』がNetflixで配信中だ。

 本作では謎めいたブランドの支社長に扮するシン・ヘソンだが、そんな彼女に疑念を抱く刑事を演じるのが、実力派のイ・ジュニョクだ。2人は『秘密の森』以来8年ぶりの共演となる。(以下、一部ネタバレを含みます)

■Netflix『サラ・キムという女』見どころは?シン・ヘソン主演ミステリーサスペンス、共演はイ・ジュニョク

●ストーリー

 ソウル・清潭洞にある百貨店そばの下水溝で、顔を潰された女性の遺体が発見される。唯一の遺留品である高級バッグの持ち主で、化粧品会社代表のチョン・ヨジン(パク・ボギュン)は、遺体の足首にあるタトゥーを見るなり、高級ブランド・BOUDIOR(プドゥア)のアジア支社長、サラ・キム(シン・ヘソン)であると断言した。

 捜査にあたるソウル警察庁・強行班チーム長のパク・ムギョン(イ・ジュニョク)は、ヨジンが語るサラとの思い出話やヨジンの言動に違和感を覚える。米国籍だというサラの身元照会をするが、該当する人物は存在しないことがわかる。

 ムギョンや部下のヒョン・ジェヒョン(シン・ヒョンスン)が、サラと関わった人物たちから話を聞くが、名前や年齢を変え、人物像も異なる多面性をもったサラの姿が語られ、捜査は行き詰まりを見せる。

 変死体の身元と殺人事件の容疑者を特定するために、サラの公開捜査に踏み切ろうとした瞬間、サラが警察に出頭し……。

Netflixシリーズ『サラ・キムという女』独占配信中

●見どころ

 人間の見栄と欲望、そしてブランド至上主義を巧みに利用し、自分の理想郷である有名ブランドを作り上げたサラ・キムという人物を、演技派のシン・ヘソンがミステリアスに演じている。

 ブランド品に憧れ、ブランドショップに勤務しているときに、ある出来事により地獄へ突き落され、波乱万丈な人生を送ることになったヒロインは、名前も年齢も学歴も偽らなければならなくなる。華やかな仮面の下の本当の顔がどれなのか、サラ自身もわからなくなっているのではないかと感じてしまう。

 地下の縫製工場で作られた原価の安いバッグが、「上流階級者にしか販売しないヨーロッパ王室の伝統ブランド」という偽の口コミ操作により、稀少性が高まり高級ブランド品となってしまうというエピソードは、真実を見極めることができず、SNS情報に踊らされる現代社会への警鐘とも受け取れる。

 演出は『マイネーム:偽りと復讐』『人間レッスン』のキム・ジンミン、脚本はチュ・ソンヨンが務める。

Netflixシリーズ『サラ・キムという女』独占配信中

●配信情報

Netflixシリーズ『サラ・キムという女』独占配信中

[2026年/全8話]演出:キム・ジンミン 脚本:チュ・ソンヨン
出演:シン・ヘソン、イ・ジュニョク、キム・ジェウォン、チョン・ダビン、シン・ヒョンスン、ペ・ジョンオク、パク・ボギョン、チョン・ジニョン