■参加者26万人予想が外れた理由は「寒さ」、気温は9度から4度へと急降下、自宅でライブ配信観賞が楽
ソウル市によると午後8時時点では、光化門広場と景福宮の周辺に4万2000人ほどが集まった。警察の非公式推計も4万2000人だ。当初の予想より大幅に減った理由について現場で感じたことは、非常に冷え込んでいたことがまずは挙げられる。午後7時頃に摂氏9度。時間を追うごとに冷え込みが厳しくなり、午後11時頃は摂氏4度まで下がっていた。
また、地下鉄駅の封鎖など厳重な警備が予告されていたこと、Netflixが生中継をしたため楽な自宅での鑑賞を選んだファンも多かっただろう。現場に到着しても、チケットを持っていないファンは最前線のステージを眺めることすらできず、後方の大型モニターで画面を見つめることしかできない。その大型モニターも大勢のファンの姿で見えず、中にはタブレットでNetflixの生中継を見ているファンも現れた。
さらにはステージ前方から観客エリアが何ブロックにも寸断されていたため、ファンは一体感を感じにくい。日本からやってきた中年男性ファンは「ARMYの1人としては、寒い屋外広場より大型の室内公演会場で開催してくれた方が、ファンは喜んだかも」とこぼしていた。
会場周辺のコンビニでは、26万人をあてこんで仕入れたサンドイッチやのり巻きが大量に売れ残り、最後は投げ売り状態に。ただ、外国人ファンのために外国語通訳スタッフが各地に待機し、公演終了後はボランティアの清掃スタッフが念入りにごみを収集。会場はごみ1つ落ちていない状態だった。
さまざまな現象が起こる中、1時間の公演を華やかに彩り、歴史に名を刻んだBTS。4月からは大規模なワールドツアーを開催し世界中のARMYと会う予定だ。
●配信情報
Netflix「BTS THE COMEBACK LIVE | ARIRANG」独占配信中 ※3月23日、日本語字幕が追加
Netflixドキュメンタリー「BTS: THE RETURN」3月27日(金)より独占配信スタート
