ここで、再び韓国ドラマの一般論に話が戻る。男性主人公が若くして組織のトップに立つ人間ならば、息をつく暇もないほど多忙を極めているはずである。恋愛に集中する時間など、一体どこにあるのだろうか。
それにもかかわらず、男性主人公は毎日ヒロインの帰りを待っている。一緒に夕食を楽しみ、家まで送り届けるのである。現実的に考えれば、そんな暇など絶対にない。
しかし、劇中の男性主人公は常に時間に縛られず自由を謳歌している。考えてみれば、現実世界から遠く離れた存在だからこそ、彼らは視聴者をあれほど魅惑するのかもしれない。その確かな真実を、『テプン商事』をはじめ幾多のヒット作が雄弁に物語っている。
●配信情報
Netflixシリーズ『テプン商事』独占配信中
[2025年/全16話]演出:イ・ナジョン、キム・ドンフィ 脚本:チャン・ヒョン
出演:ジュノ(2PM)、キム・ミンハ、キム・ミンソク、クォン・ハンソル、イ・チャンフン、キム・ジェファ、キム・ソンイル、イ・サンジン、キム・ジヨン、キム・サンホ


