Netflixヒューマン作『誰だって無価値な自分と闘っている』は、大学の映画サークルの先輩後輩で結成された「8人会」のメンバーが中心になっている。
映画界を舞台にしたこのドラマには映画制作の苦難と情熱が描かれており、個性的な俳優が演じる人物造形の味わいがとても深い。そこで、主な登場人物を改めて見てみよう。(以下、一部ネタバレを含みます)
■ヒューマンドラマの傑作『誰だって無価値な自分と闘っている』を彩る10人のキャラクターを一挙紹介!
●ファン・ドンマン(ク・ギョファン)
20年間も映画監督になれなかった落ちこぼれだが、ついに『天気をお作りします』で監督デビューのチャンスを得た。他人の作品を徹底的にけなしてきた彼が、今度は重圧の中で最後まで映画を完成させられるのか。それがドラマ終盤の最大の見どころだ。
●ピョン・ウナ(コ・ユンジョン)
映画会社チェ・フィルムのPD。小学生のときに母親(オ・ジョンヒ)に捨てられた過去がトラウマになっている。四面楚歌だったドンマンの唯一の理解者で、彼女の優しさと才能が彼の救いとなった。
●ファン・ジンマン(パク・ヘジュン)
ドンマンと同居している兄。かつて詩人として嘱望されたが、離婚後に娘と会えなくなって世捨て人のようになり、酒ばかり飲んでいる。腕力に自信があり、周囲から恐れられている。
●パク・ヨンス(チョン・ベス)
年長者として「8人会」のリーダー的な存在。情が厚く、ドンマンのことをいつも気にかけている。監督として真っ先にデビューしたのだが、中年以降は年齢の壁にぶつかって苦悶している。
●パク・ギョンセ(オ・ジョンセ)
ドンマンと大学時代に同居するほど仲が良かったが、その後は犬猿の仲になった。監督として映画を作る度にドンマンから罵声を浴びせられ、新作映画も大コケしてしまった。自虐的な性格だが、どこか憎めないペーソスがある。
●コ・ヘジン(カン・マルグム)
ギョンセの妻。映画会社コバクフィルムの代表で「アジト」というレストランバーも経営している。「8人会」の中で最も情熱的な人で、大赤字覚悟でドンマンの監督デビューを支えようとしている。扮するカン・マルグムの熱演に、早くも、来年の「百想芸術大賞」助演賞の受賞を予想する声も挙がっている。