――それぞれのキャラクターを、動物に例えると?
ソ・イングク「シウは、『狐』ですね。実際、作品のなかでも『カン・フォックス』というあだ名がついています。無表情で、狐顔だから(笑)」
――チョ・ウンソル監督いわく「シウは、口数が少なく、視線や雰囲気だけで胸をときめかせなければならないフォックス系キャラクター」だそうですね。ジユンはどうですか?
パク・ジヒョン「容姿はさておき、私はジユンを『カメ』に喩えたいです。ジユンは情熱的で、仕事に対して溢れんばかりの愛情を持っていますが、目標を決めて近づくスピードがとにかくゆっくりです。根気よく目標をやり遂げようとする彼女の思いは、カメそのものだと思います。
――「ウサギとカメ」のカメのようなんですね。では、それぞれの役柄をもっとも表しているオフィスアイテムは?
ソ・イングク「タンブラーですね。普通はティーバッグでお茶を淹れたり、ミックスコーヒーを飲みますが、シウは茶葉を持ち歩いて、自分のタンブラーで飲みます。彼の性格を物語るアイテムだと思います」
パク・ジヒョン「ジユンは、タイマーですね。デスクに置いてあるアイテムです。彼女を表すキーワードは『定時出社・定時退勤』です。あるときから会社に対して虚しさを感じ、隔たりができたジユンは、1分1秒でも余分に会社に貢献したくないという思いで、定時出社・定時退勤にこだわるようになるんです。いつも時間を合わせておいて、時間内にすべての業務を終わらせます。だから、ジユンに相応しいアイテムですね」
(インタビュー後編に続く)
『残念ながら明日も出勤です!』 画像:Prime Video●ソ・イングクProfile
1987年10月23日生まれ。180㎝。2009年、歌手デビューし、2011年に『ラブレイン』で俳優活動開始。『応答せよ1997』(2012年)で大ブレイク。キスの名手として知られ、多くのロマンス作品で得も言えぬ色気を発揮している。主な主演作に、『マンスリー彼氏』(2025年)、『TWELVE トゥエルブ』(2025年)、『もうすぐ死にます』(2023年)、『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』(2021年)、『空から降る一億の星』(2018年)、『ショッピング王ルイ』(2016年)、『元カレは天才詐欺師♡~38師機動隊~』(2016年)など。
●パク・ジヒョンProfile
1994年11月26日生まれ。2017年、ドラマ『王は愛する』でイム・ユナ演じるヒロイン、サンの侍女役で本格デビュー。2020年の『ブラームスは好きですか?』で主要キャラクター4人の1人を演じ、注目を浴びる。主な出演作に、『ウンジュンとサンヨン』(2025年)、『財閥 x 刑事』(2024年)、『財閥家の末息子〜Reborn Rich〜』(2022年)、『時速493キロの恋』(2022年)、『ユミの細胞たち(シーズン1)』(2021年)、『新米史官ク・ヘリョン』(2019年)など。
●配信情報
『残念ながら明日も出勤です!』Prime Videoにて独占配信中(毎週月・火曜更新)
[2026年/全12話]演出:チョ・ウンソル 脚本:キム・ギョンミン(『カノジョは嘘を愛しすぎてる』)
出演:ソ・イングク、パク・ジヒョン、カン・ミナ、チェ・ギョンフン、ウォン・ギュビン
インタビュー写真:Prime Video 取材・文:高橋尚子