KARAのメンバーで俳優の知英が大舞台に立った。唐田えりかとW主演を務めた映画「過怠」(来年2月5日公開)が、東京都内で開催中の「第39回東京国際映画祭」コンペティション部門の正式招待作品に選出されており、去る10月29日に東京・有楽町のヒューリックホール東京で行われたワールドプレミア上映の舞台あいさつに登壇した。
■KARA知英が東京国際映画祭『過怠』ワールドプレミア上映の舞台あいさつに登壇
映画『過怠』原作は作家・谷村志穂氏の同名小説。25年前に受精卵の取り違えで運命が変わってしまった医学部に通う2人の女性が偶然出会い、家族や自分と向き合う感動ストーリー。韓国出身の知英が日本で生まれ育った菜々子、日本出身の唐田が韓国人として育ったジヒョンをそれぞれ演じるという、役柄と本人の“クロスオーバー”が話題になっている。
韓国のガールズグループKARAのメンバー・ジヨンとして知られる知英は、2012年放送のテレビ東京系日韓合作ドラマ『恋するメゾン。〜Rainbow Rose〜』でドラマ初主演。2014年からは日本での活動が増え、日本テレビ系連続ドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』のWヒロインの1人を務めたほか、2017年からフジテレビ系で放送された主演ドラマ『オーファン・ブラック〜七つの遺伝子〜』では1人7役という難役に挑んだ。
そして今回の『過怠』では、日本人医学生・菜々子役に大抜擢された。
■映画『過怠』でよどみのない日本語を披露した知英「なかなか大きな挑戦だった」
劇中でよどみのない日本語を披露している知英。「実は映画のオファーが来る前からこの小説は知っていて本当に興味深い物語だと思っていましたが、まさか映画になって自分が演じることになり、しかも日本人役になるなんて。日本でお芝居をしてもう10年以上経つんですけど、まだまだ日本語は難しくて、今回の現場でもなかなか大きな挑戦でもあったんですけど、皆さんに支えてもらって頑張りました」とにっこり。
一方の唐田も「韓国人の役はやったことがなく、まずそこが成立するのかなという不安がありました。撮影が始まる半年前くらいから韓国語教室に行って自分の不安を消すように韓国語を勉強して。とにかく練習しています」と明かした。
唐田はイ・ビョンホンが2006年に創業し、コ・ス、パク・ソンフン、イ・ジヌク、ハン・ヒョジュ、ハン・ガイン、ハン・ジミン、キム・ゴウンらが名を連ねる韓国の芸能事務所、BHエンターテインメントに所属しており、今回の映画出演でさらに韓国語に磨きをかけたかっこうだ。
■知英「唐田さんとは姉妹みたいな感じ」韓国の海辺の街でロケ、海鮮料理も
撮影現場で主人公2人の関係性を作る工夫について聞かれた唐田と知英。唐田は「私は日本語の先生になり、知英さんからは韓国語を教えていただくみたいな認識で支え合いながら関係性を作っていきました」と話した。
いっぽう知英は、「物語に沿って撮影が行われたので役と同じように唐田さんとも仲良くなっていった気がします。韓国でロケした時は姉妹みたいな感じで楽しく撮影できた」と語り、二人はお互いを見つめあってほほ笑んだ。
ロケ地となった韓国・江原道(カンウォンド)の襄陽(ヤンヤン)は「韓国のサーフィンの聖地」「韓国のバリ」と呼ばれる美しい海辺で知られるスポット。撮影の最後の3日間が同所で撮影され、打ち上げでは海鮮料理の店で盛り上がったという。