■演技派ぞろいの脇役、超濃厚な曲者キャラばかりで飽きさせない

『ヴィンチェンツォ』には、『梨泰院クラス』や『愛の不時着』の出演者らが脇役で登場。味方も敵も曲者だらけなのだが、彼らが物語をより面白くしているという。

「チャヨンの父親で、ヴィンチェンツォの人生を変えるきっかけを作ったホン・ユチャンを演じているのは『梨泰院クラス』の悪の権化、チャン会長を怪演したユ・ジェミョン(47)です。達者な演技で印象が違うので、気がつかない人もいるのではないでしょうか。

 また『愛の不時着』の北朝鮮第5中隊の1人、ピョ・チス役だったヤン・ギョンウォン(40)は、ヴィンチェンツォが救い出す『クムガプラザ』ビルの賃貸人の質屋、チョルウクとして、これまたコミカルな役どころを担っています。こそっと北朝鮮ネタも出てきて笑わせてくれます」(同編集部・高橋氏)

ヤン・ギョンウォン(右) 写真出典:Netflixオリジナルシリーズ「ヴィンチェンツォ」独占配信中

 

「同じく、『愛の不時着』でユン・セリの帰りを待ち望む保険外交員、スチャン役だったイム・チョルス(37)は、『クムガプラザ』の一員でどんでん返しキャラとして活躍を見せます。

 若手でいえば、『サイコだけど大丈夫』で躁病の患者を演じたクァク・ドンヨン(24)が、バベルグループ会長役で、スキのある悪役を好演している点も見逃せません。『雲が描いた月明り』のパク・ボゴム演じる世子の護衛武士役で彼を知っている方は、こんな役も!と驚かれるかもしれません。

 ほかにも韓国ドラマファンにはおなじみの演技派の俳優たちが脇を固めていて、見応え十分。敵か味方がわからない濃厚な曲者キャラばかりで、先の展開が読めないところが何より面白いです」(同編集部・高橋氏)

クァク・ドンヨン 写真出典:Netflixオリジナルシリーズ「ヴィンチェンツォ」独占配信中

 ドラマはこれからクライマックスの配信に向けて、さらにヒートアップしていきそうだ。現在発売中の『韓国TVドラマガイド』94号では、『ヴィンチェンツォ』の作品紹介とともに、主人公役のソン・ジュンギ、ヒロイン役のチョン・ヨビンのインタビューを掲載している。

『韓国TVドラマガイド』(94)