■百想芸術大賞、最優秀演技賞は混戦状態!人気賞はジュノ(2PM)とキム・テリが優勢
第58回「百想藝術大賞(2022年)」TV部門ドラマ作品、芸能作品(バラエティー)の俳優賞各ノミネートは以下の通り。
【男性最優秀演技賞】
キム・ナムギル『悪の心を読む人(原題)』/イ・ジョンジェ『イカゲーム』/ジュノ(2PM)『赤い袖先(原題)』/イム・シワン『トレーサー』/チョン・ヘイン『D.P. -脱走兵追跡官-』
【女性最優秀演技賞】
キム・テリ『二十五、二十一』/キム・ヘス『未成年裁判』/パク・ウンビン『恋慕』/イ・セヨン『赤い袖先(原題)』/ハン・ソヒ『マイネーム』
【男性助演賞】
イ・ドクファ『赤い袖先(原題)』 /イ・ハクジュ『こうなった以上、青瓦台に行く』/イ・ヒョヌク『Mine』/チョ・ヒョンチョル『D.P.-脱走兵追跡官-』/ホ・ソンテ『イカゲーム』
【女性助演賞】
カン・マルグム『39歳』/キム・シンロク『地獄が呼んでいる』/キム・ジュリョン『イカゲーム』/オク・ジャヨン『Mine』/チャン・ヘジン『赤い袖先(原題)』
【男性新人演技賞】
ク・ギョファン『D.P.-脱走兵追跡官-』/シン・スンホ『D.P.-脱走兵追跡官-』/ユ・インス『今、私たちの学校は…』/チェ・ヒョヌク『二十五、二十一』/タン・ジュンサン『ラケット少年団』
【女性新人演技賞】
キム・ヘジュン『調査官ク・ギョンイ』/イ・ヨン『未成年裁判』/イ・ユミ『今、私たちの学校は…』/チョン・ホヨン『イカゲーム』/チョ・イヒョン『今、私たちの学校は…』
【芸能作品賞(バラエティー)】
『ボールを蹴る彼女たち』/『脱出おひとり島』/『STREET WOMAN FIGHTER』/『ユ・クイズ ON THE BLOCK』
【男性芸能賞(バラエティー)】
キム・グラ/ムン・セユン/ユンジン/チョ・セホ/KEY(SHINee)
【女性芸能賞(バラエティー)】
ソン・ウニ/イ・ミジュ/イ・ウンジ/チュ・ヒョンヨン/ホン・ジンギョン
男性最優秀演技賞は予想がつかない混戦状態。“国民の聖君”として愛され、演技ドルの地位を一気にあげた『赤い袖先(原題)』のジュノ(2PM)。国際的スターとなった『イカゲーム』のイ・ジョンジェ。圧倒的演技力と存在感で視聴者を魅了した『悪の心を〜』のキム・ナムギル。シリーズ続編も決まり、演技者として新境地を切り開いた『D.P.』のチョン・ヘイン。質の高い作品で実力を着実に積み上げ評価を得てきた『トレーサー』のイム・シワンと、いずれ劣らぬ名演を魅せた顔ぶれだ。強いて言うなら、現状、ジュノ、イ・ジョンジェあたりが濃厚か?
女性最優秀演技賞もまた興味深い。31歳にして高校生ヒロインを見事に演じ、若い世代からも多くの指示を集めた『二十五、二十一』のキム・テリから始まり、圧倒的カリスマ性で重みある女性判事を圧巻の演技で魅せた『未成年裁判』のキム・ヘス。男装ヒロインの最高峰を生み出した『恋慕』のパク・ウンビン。時代劇ロマンスのおけるあらたなヒロイン像を打ち立てた『赤い袖先(原題)』のイ・セヨン。増量して挑んだ迫真の体当たり演技に唸らされた『マイネーム』のハン・ソヒと、ベテランから新鋭まで、実力派が揃った。31歳のキム・テリか、51歳のキム・ヘスか、奇跡の美を誇るいずれかと占うが、果たして。
一般投票で決まる人気賞は、現状、ジュノとキム・テリが優勢。ここは、このまま走り切るように思うが、あとは彼らが何冠とれるか、というところだろうか。5月6日の授賞式が今から待ち遠しい。