――撮影中の印象的なエピソードはありますか?
「たくさんあるのですが……。序盤に虎狩りのシーンが出てきますが、大掛かりなものだったので撮る側も緊張しました。誰かが怪我をしてはいけないので。この場面でイ・サンが火のついた矢を射つのですが、コンテでは実際に矢を放たないようバストアップのショットにし、代役を使うつもりでした。
でも、ジュノさんが直接自分で射ちたいと言ってきたんです。何度も『大丈夫なの?』と尋ねましたが、意思が固くて…。実際カッコよくこなしてくれて、いい画になりました。そんなふうにジュノさんは本当に情熱的に役に挑んでくれました。
それと、実は、ドギムは『宮廷女官チャングムの誓い』のオマージュでもあるんです。宮中を駆けてくるドギムが少女時代から成人に変わる場面は、まさにそうです。チャングムがそうだったように、ドギムには宮中をたくさん走ってもらいました(笑)。暑い中、何度も走ってくれたイ・セヨンさんには本当に感謝です」
『赤い袖先』チョン・ジイン監督インタビューの続きは、発売中の『韓国TVドラマガイド』102号『赤い袖先』特集に掲載。表紙&巻頭インタビューにはジュノ(2PM)が登場。