■『華麗なるリベンジ』カン・ドンウォン登場!

 67号(2016年10月発売)の表紙に登場したのは映画スター俳優カン・ドンウォン。韓国を代表する名優ファン・ジョンミンとタッグを組んだ映画『華麗なるリベンジ』についてのインタビューを掲載しています。

 カン・ドンウォンは1981年1月18日生まれ。“国宝級”と呼ばれる美しいビジュアルに、モデル経験もある身長186センチの抜群なスタイル。さらにヒューマン作からサスペンス、アクションまでこなす卓越した演技力で、近年は映画を中心に活躍。新人ながら数々の賞に輝いた『オオカミの誘惑』(2004年)、本人が転機となった作品と語る『チョン・ウチ 時空道士』(2009年)、大ヒット作の続編『新感染半島 ファイナル・ステージ』(2021年)、カンヌ2冠に輝いた『ベイビー・ブローカー』(2022年)など、韓国映画界を代表する俳優のひとりです。現在は退魔チャンネルを運営するYouTuberで、“偽の”退魔師に扮する映画『憑依(原題)』を撮影中と、挑戦作が続いています。

 過去には『1%の奇跡』(2003年)というラブコメディにも出演していて、インタビューのなかでも「ドラマ出演も考えている」と語っていました。

 最近は、同じく映画界の名優ハ・ジョンウとファン・ジョンミンが出演したNetflixシリーズ『ナルコの神』(2022年)など、映画監督や映画スターが参加する配信系のドラマが増えています。ぜひ、カン・ドンウォンの新作ドラマにも期待したいところです。

『韓国TVドラマガイド』(67)表紙カン・ドンウォン

 68号(2016年12月)の表紙はイ・ミンホ。まずは、この色香あふれる美しいビジュアルに圧倒されます。人魚伝説をモチーフにしたファンタジーロマンス『青い海の伝説』の制作発表会では、ヒロイン人魚役のカリスマ女優チョン・ジヒョンと共演することについて、「最初は彼女のオーラがすごくて親しくなるのに時間がかかったけれど、撮影が進むにつれて親しくなってきたので、演技にいい形で表れてくると思う」と語っていました。

 過去にも大先輩キム・ヒソンと『シンイ-信義-』でロマンスを演じていたり、現在撮影中の新作『星たちに聞いてみて』では、相手役のキャスティングに意見を出すという演技派トップ女優コン・ヒョジンと共演。どんな女優とも抜群のケミストリーを見せているのは、イ・ミンホの真摯な人柄によるところも大きいのかもしれません。

 この号が発売されたのは、ソン・ジュンギ主演、チン・グ出演の『太陽の末裔』、チ・チャンウクTHE K2』、パク・ボゴム雲が描いた月明り』など話題作が目白押しの時期で、インタビューページが豪華だったことも印象に残っている号です。

『韓国TVドラマガイド』(68)表紙イ・ミンホ

 69号(2017年2月発売)の表紙はソン・スンホン。史劇ロマンス『師任堂、色の日記』の特集とインタビューをしています。朝鮮王朝時代と現代をつなぐ名画をモチーフにしたストーリーで、ソン・スンホンは時代劇パートの芸術を愛する孤独な王族を演じています。

 意外にも本格時代劇は初挑戦だったソン・スンホン。大女優イ・ヨンエの13年ぶりの女優復帰作になるということも、出演の決め手だったと語っていました。

『韓国TVドラマガイド』(69)表紙ソン・スンホン

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