サンスの大学時代の後輩で、同じ支店に異動してくるパク・ミギョン役に扮するのは、『五月の青春』のクム・セロク。裕福な家で育ち、明るく裏表のない性格のミギョンだが、恋愛によってどう変わっていくのかも見どころのひとつだ。彼女の洗練されたファッションにも注目してほしい。
ヒロインのスヨンと絡む銀行の警備員で、警察官志望のチョン・ジョンヒョンを『恋するアプリ Love Alarm』の新鋭チョン・ガラムが演じている。公務員試験の勉強をしながら、お金のために働かなければならない若者の苦悩を体現している。
ほかにも、銀行の支店の同僚や上司、それぞれの親たちも『愛と、利と』の物語に欠かせない存在となっている。
サンスの大学時代からの友人で職場同期3人組の1人、ソ・ギョンピョル役に扮するのはムン・テユ。『賢い医師生活』の神経外科チーフレジデント、『気象庁の人々 社内恋愛は予測不能?!』の同僚予報官役などを演じていた。本作では要所でキーパーソンとなる。3人組のもう1人、ヤン・ソッキョン(オ・ドンミン)の恋愛と結婚のエピソードも物語のテーマを支える。
典型的な鼻持ちならない銀行支店長役には、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』の建設会社常務役、『ビッグマウス』の刑務所長役など、数々のドラマの脇役でおなじみのチョン・ジェソン。決定的な悪者がいない本作の憎まれ役的な存在だ。対して、気の優しい副支店長(イ・ファリョン)、窓口をまとめるワーキングマザーの女性チーム長ミニ(ヤン・ジョア)の誠実なキャラクターにはときに励まされる。
窓口の女子行員ウンジョン(チョ・イン)と総務課の女子行員ジユン(オ・ソヒョン)、自由な独身生活を謳歌する40代の総合相談チーム長グイル(パク・ヒョンス)、チーム代理ドゥシク(イ・シフン)ら同僚たちも職場の噂話や飲み会のシーンでは欠かせない。パク・ヒョンスは映画やドラマ『恋愛体質~30歳になれば大丈夫』などで活躍している。