前回は韓国でネットをつなぐいくつかの方法を紹介した。大別すると、Wi-Fiルーターを借りるか、SIMカードを挿れるかのふたつになる。僕は日本での予約をせず、いつも韓国の到着空港でそのセッティングをしている。そしていつもWi-Fiルーターを借りている。理由は、空港のカウンターで、つながるかどうかの確認ができるからだ。

■韓国でスマホをネットにつなぐ場合、Wi-Fiルーターか、SIMカードか

 これまでさまざな国でネットをつないできた。SIMカードしか選択肢がない国もあり、その接続で苦労してきた。それがトラウマになっている。最近の韓国は問題なく接続できると思うのだが、やはり不安が先立ってしまう。

 僕は東南アジアに出向くことが多い。基本的に空港でSIMカードを買っている。タイやカンボジア、ベトナム、台湾といった国々では、スタッフが個人情報を登録し、SIMカードを挿れ替えてくれる。そして試験的に接続。ネットがつながり、電話も受けられることを僕の目の前で確認してから戻してくれる。

 これまで何回となくSIMカードを挿れ替えてきたが、この時点でつながらないことが何回かあった。そんなときはスタッフが設定を変えたり、別のSIMカードに交換してくれる。つまりつながる状態まで進めてくれるのだ。

 そこまでのサービスがあればいいのだが、自分でSIMカードを挿れ替える場合、接続できないと苦労する。

 アメリカの空港では、SIMカードの自販機が置かれていることが多い。そして高い。日数にもよるが、50ドルを超えることは珍しくない。これでつながらなかったら……という不安を抱えてSIMカードを買う。設定にはネット環境が必要だから、空港内でフリー接続できる場所を探し、そこで挿入してみる。

 あれはシカゴの空港だっただろうか。SIMカードを買って挿れたのだが、なかなかつながらない。困ってツーリストオフィスにスマホをもち込んだ。アメリカのこの種のオフィスは、シニアのボランティアで運営されていることが多い。シカゴもそうだった。いい人なのだが、ネット接続には弱い。面倒なのは、SIMカード接続というより、個人を認証してもらう手つづきだ。結局、自分で1時間近く、いろいろいじってなんとかつながった記憶がある。同じようなことをヨーロッパでも何回か経験している。