■新韓流!配信時代の四天王、ヒョンビン、パク・ソジュン、ジュノ(2PM)、パク・ウンビン
2020年から始まるコロナ禍により一挙に配信時代に突入。ステイホームにより韓ドラに触れる人が増え、Netflix独占配信の『愛の不時着』(2019年~2020年)、『梨泰院クラス』(2020年)が爆発的ヒット。主演のヒョンビン(1982年生まれ)、パク・ソジュンは韓流に興味のなかった一般層も魅了し、新たな韓流ブームを巻き起こすことに。日本中を席巻していく感じは、『冬ソナ』シンドローム以上のものを感じるほどだった。
さらに、『恋慕』(2021年)『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(2022年)のヒットにより、女優パク・ウンビン(1992年生まれ)に老若男女幅広い世代が夢中になった。これは、昨今のガールズグループの人気にも言えるが、“女性の時代”の象徴的出来事ともいえよう。
また、『赤い袖先』(2021年~2022年)の大ヒットによりジュノ/2PM(1990年生まれ)が新たなスターに台頭。韓国とほぼ同時にドラマが見られるようになり、現地でのブームがそのまま日本に伝わってくるようになった。
■韓流次世代四天王!ソン・ガン、アン・ヒョソプ、チャウヌ(ASTRO)、イ・ジェウク
配信時代に突入し、この1、2年で動画サービスも一挙に増加。ウェブドラマから新たなスターが生まれる時代に。最近では、Netflix配信作がスターを輩出する大きなカギになっている。
特に、『恋するアプリ Love Alarm』(シリーズ1:2019年、シリーズ2:2021年)から始まり、『わかっていても』(2021年)『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能!?』(2022年)まで主演作6本がすべてNetflix で配信され、多くのファンを獲得したソン・ガンは、“Netflixの息子”と呼ばれるほど。
ほかにも、2022年のNetflix配信作で日本での年間視聴ランキング上位を記録した『社内お見合い』(2022年)のアン・ヒョソプ、同じくランキング上位だった『還魂』(2022年)のイ・ジェウクらが、次世代ロマンス王として期待されている。
また、“顔の天才”として知られるチャウヌ(ASTRO)も高い支持を受ける1人として次世代を牽引。ほかにも、『先輩、その口紅塗らないで』(2021年)が人気のロウン(SF9)、『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』『良くも、悪くも、だって母親』(ともに2023年)で演技力を高く評価されているイ・ドヒョンらの活躍が目を引く。
ちなみに、ソン・ガンが1994年生まれ、アン・ヒョソプが1995年生まれ、イ・ジェウクが1998年生まれ、チャウヌが1997年生まれ、ロウンが1996年生まれ、イ・ドヒョンが1995年生まれ。入隊間近と言われる俳優たちもいるが、この先を見守りたい。