ジュノ(2PM)×ユナ(少女時代)が贈る最新ラブコメディ『キング・ザ・ランド』が、6月18日よりNetflixで配信スタートした。王道ロマンス、王道ツンデレの香りぷんぷんで、日本国内視聴ランキングで早くもトップ10入りし、好評を呼んでいる。
■Netflix新作『キング・ザ・ランド』で2PMジュノが新たな御曹司像を生み出した!
『キング・ザ・ランド』の主人公は、生まれながらにして優雅さとカリスマ性を備えるも、笑顔を嫌うオレ様御曹司ク・ウォン(イ・ジュノ)と、学歴もコネもないが“最上級の笑顔” で憧れのホテリエになったチョン・サラン(イム・ユナ)。最悪の出会いから始まり、真逆の2人がああだこうだぶつかりながら恋に落ちていく構図は、ラブコメ定番中の定番でとにかく愉快だ。
なにより目を引くのは、ジュノが打ち出した新たな御曹司像だろう。古くは『美しき日々』のイ・ビョンホン、近年でいえば『キム秘書はいったい、なぜ?』のパク・ソジュンや『社内お見合い』のアン・ヒョソプなど、韓ドラでは多くの“名御曹司”を生み出してきたが、本作のウォンは、なかでも桁違いのレベルだ。
たとえば、1話の登場シーンだ。済州島からの移動に自家用飛行機を使用し、パラシュートで本社ビルの屋上に着地(惜しくも隣のビルだったが)。着地するや乱れたスーツをぴしっと整える仕草の優雅さたるや。ミラノで購入した靴を履き、オーダーメイドのスリーピーススーツ、超高級ブランド時計を身に着け、ただ立っているだけでスマート。英国で育ち、上から下まで英国スタイルが板についている。
身分を隠しインターン社員としてキンググループに出社したウォンだが、上司が話している間も手をポケットに入れ、堂々たる態度なものだから、どちらが上司かわからない。コピー機のトナー交換で周囲が大騒ぎしても、慌てず動じず。表情一つ変えず会社の問題を指摘して、涼しい顔で去っていく。ひとつひとつの動きが洗練されており、育ちの良さが隠せないのだ。