また、『NOW』というキーワードでは、「今ここで見たい姿」を披露することになり、なんと車の運転姿を再現。そもそも車の運転は好きで、上手いほうだとか。「運転が上手な人は謙虚に運転する。馬に乗るのもそうだ。20代の頃はスピード重視だったが、いまはジェントルマンな運転をしたいと思っている」と独自の“運転論”を語っていたのが興味深かった。
そして、ここで小さなカートサイズのベンツが用意され、ステージ上で運転することになったジュンギ。「これ、子供用じゃないですか? 僕は何を見せればいいんですか?」と笑いながら、ミニカーに乗り込み、ステージ上をぐるぐる回ったり、バックさせたり、器用に乗りこなす。
しまいには、「僕、これで遊んでいていいんですよね? おつかれさまでした〜。また会いましょう」と、車に乗ったままステージ袖に去っていくというお茶目さ。もちろん、スタッフが車を片付ける手間を省くためだが、それさえエンターテインメントにしてしまうのはさすがだ。
さらに、「今ここで見たい姿」として、韓国で流行っているというダンス動画をその場でコピーして見せるという無茶振りも難なくこなしていた。ちなみに、憂鬱なときに見ている動画は、日本のダンスパフォーマンスユニット、新しい学校のリーダーズの動画なのだそう。
最後のキーワード『慈しみの樹(惜しみなく与える木)』では、さまざまな質問に答えながらクリスマスツリーの飾り付けをすることに。なかでも、サンタに願い事をするなら?と訊かれ、「幸せな作品だと言ってもらえるような素敵な作品を、そういう作品の台本をください」と答えていたのが、印象的だった。
●イ・ジュンギProfile
1982年4月17日生まれ。2001年、広告モデルとして芸能界入り。2004年の日本映画『ホテル ビーナス』でスクリーンデビュー。2005年の大ヒット映画『王の男』でブレイク以降、トップ俳優として活躍し続けている。代表作に『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』『悪の花』『イルジメ[一枝梅]』『アゲイン・マイ・ライフ〜巨悪に挑む検事』『アスダル年代記 シーズン2:アラムンの剣』など。
*イ・ジュンギ ジャパンオフィシャルファンクラブ http://leejoongi.jp/