ポン・ジュノ監督作品『殺人の追憶』で、ソン・ガンホ扮する田舎刑事が警察署の地下室で後輩刑事(キム・レハ)や容疑者(パク・ノシク)とともにチャジャンミョンを食べながら、『捜査班長』のオープニングを見ている。
このとき、ソン・ガンホが曲に合わせて口をパクパクし、「この最初の歌がいいんだ」とノリノリで言うシーンがあった。現職の刑事が取り調べの最中に刑事ドラマに夢中になっているのも、「曲」ではなく「歌」と言っているのも、田舎刑事のとぼけた感じがよく出ていて愉快だった。
『殺人の追憶』のDVDコメンタリーには、ポン・ジュノ監督とソン・ガンホとキム・サンギョンがこのシーンを見ながら大笑いする音声が入っている。機会があればぜひ聴いてみてほしい。
●『捜査班長 1958』ストーリー
1958年、韓国ソウル。地方から赴任してきた牛泥棒専門の田舎者刑事パク・ヨンハンが、狂犬とあだ名される後輩のサンスン、怪力を誇る青年ギョンファン、エリート新人のホジョンの3人とチームを結成し、醜悪な犯罪に立ち向かう。
汚職にまみれた刑事たちの中で、信念を貫くヨンハン。彼の型破りな捜査と熱い信念で、チームは堕落した権力に立ち向かい、人々のための刑事に生まれ変わるべく成長していく。
●配信情報
『捜査班長 1958』
ディズニープラス スターで独占配信中(全10話/毎週金・土曜日1話ずつ配信)
(C)2024MBC. All Rights reserved.
[2024年/全10話]演出:キム・ソンフン『コンフィデンシャル/共助』(映画) 脚本:キム・ヨンシン クリエイター:パク・ジェボム『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』『ヴィンチェンツォ』
出演: イ・ジェフン『シグナル』『復讐代行人~模範タクシー~』1&2、『ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です』、イ・ドンフィ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』『カジノ』『グリッチ―青い閃光の記憶―』、チェ・ウソン『サイコだけど大丈夫』『十八の瞬間』『九尾の狐とキケンな同居』、ユン・ヒョンス『ワンダフルデイズ』『少年非行』『ラケット少年団』