案の定だった。ハン・ジュンオンの屋敷の倉庫を調べたら、確かに疑惑の材料が出てきたのだが、それはまったく別の目的で揃えられたものだった。ハン・ジュンオンは、李の木の焼却には関わっていなかった。
完全に、ハン・ジュンオンの疑惑が晴れた。それは同時に、イ・ファンとハン・ソンオンが親友関係を取り戻す契機となった。大事なのは、イ・ファンが最後までハン・ジュンオンの無実を信じて倉庫まで調べたことだ。それによって忠臣の無実を証明したイ・ファンの勇気ある行動が、ハン・ソンオンとのわだかまりを解消する決定打となった。
「信頼こそが友情の証」
そのことをイ・ファンとハン・ソンオンは胸に刻んだ。
こうした場面を演じたときのパク・ヒョンシクは、「揺るぎない信頼」を冷静な表情にしっかり込めていた。まさに、世子に扮する際に彼が大事にしていた「細やかな表情を自然体で演じる」ことが具体的になった瞬間でもあった。
●作品情報
『青春ウォルダム～運命を乗り越えて～』Leminoにて独占配信中
［2023年／全20話］演出：イ・ジョンジェ『100日の郎君様』、キム・ジョンウク 脚本：チョン・ヒョンジョン『都会の男女の恋愛法』『ロマンスは別冊付録』
出演：パク・ヒョンシク『ドクタースランプ』『力の強い女 ト・ボンスン』『ハピネス -守りたいもの-』、チョン・ソニ『花様年華～君といた季節～』『ボーイフレンド』、ピョ・イェジン『復讐代行人〜模範タクシー〜』シリーズ、『昼に昇る月』、ユン・ジョンソク『王になった男』『砂の上にも花は咲く』、イ・テソン『愛はビューティフル、人生はワンダフル』、ホ・ウォンソ
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