『愛の不時着』のヒョンビン×ソン・イェジン、『涙の女王』のキム・スヒョン×キム・ジウォンなど、ヒット作には最高のカップルが不可欠。そこで、2025年の待機作(現地放送中の作品含む)の中から、「この2人はハマりそう!」と思われる高期待値カップル10組・10作品を大予想した。(後編)

■『離婚保険イ・ドンウク×イ・ジュビン

 優れたルックスを持ち、ロマンスにも定評がありながら、ちょいちょいクセ強キャラに挑んでしまうイ・ドンウク。その時期作『離婚保険』は、保険会社を舞台に、商品開発チームの面々が「離婚保険」という新たな商品を開発していくオフィスコメディだ(tvNで3月放送開始予定)。

 イ・ドンウクが演じるのは、完璧なルックスと頭脳を持ち、企画した商品すべてをヒットさせてきた会社のエース、ギジュン。が、実は3度の離婚経験があり、莫大な慰謝料の支払いで財布も魂もカラカラになった主人公だ。プロジェクトに新たに加わる女性メンバーとして、『涙の女王』のイ・ジュビンが出演。予告映像では、2人のドタバタ顔面超接近シーンもあり、爆笑キュンの予感が漂いまくりだ。

 さらに、彼の小学校時代の友達で、離婚をきっかけに離婚保険プロジェクトに合流することになる男ジョンマン役にイ・グァンスがキャスティング。ともにブロマンスと縁のある俳優ゆえ、愉快な男×男コンビのシナジーが生まれるに違いない。

 ちなみに、イ・ドンウクは『浪漫ドクター キム・サブ2&3』のイ・ソンギョンとのロマンス『優しい男』も待機中(2025年JTBCで放送予定)。チンピラ家系の3代目で荒くれ男の主人公に扮したイ・ドンウクと、最強コメディエンヌ、イ・ソンギョンのカップリングはかなりハマるのでは!

『離婚保険』画像:tvN

■『瑞草洞イ・ジョンソク×ムン・ガヨン

 ロマンスキングとして数々のヒット作を生み出してきたイ・ジョンソクの 『ビッグマウス』以来約5年ぶりとなる主演ドラマ『瑞草洞(ソチョドン)』。最高裁や最高検、ソウル中央地検などが立ち並び、韓国の法曹人が集まる瑞草洞を舞台に、同じビルにあるそれぞれの法律事務所で働く5人の弁護士仲間“ア弁ジャーズ”たちが繰り広げるオフィスドラマだ。

 イ・ジョンソクが演じるのは、9年目の弁護士アン・ジュヒョン。前作『ビッグマウス』は三流弁護士役だったが、また違った姿を見られそうだ。そんな彼と息を合わせるのが、『女神降臨』のムン・ガヨン。情熱に溢れた新米弁護士カン・ヒジ役で、キャリア9年目のイ・ジョンソクとどのように関わっていくのか、その関係性、化学反応が気になるところ。

 ビルで出会った孤独な弁護士たちが食事会を通じて友情を深める一方で、様々な事件に臨む彼らの仕事人としての姿も描いていく。ロマンスがあるのかどうか現状はわからないが、内容的には『賢い医師生活』の弁護士版とも言えそうだ。

 ムン・ガヨンは、チェ・ヒョヌクとの共演によるオフィスラブコメディ『あいつは黒炎竜』が2月よりtvNで放送予定。こちらは胸キュン要素満載で、新たな年下男子×年上ヒロインのカップル誕生になるかも。