私の夫と結婚して』『損するのは嫌だから』『離婚保険』など、軽快な韓国ドラマを独占配信し、韓ドラファンも熱い視線を送るPrime Video。6月は注目作が2本控えている。パク・ボゴムキム・ソヒョンが元国家代表選手に扮した青春コミックアクション捜査劇『グッドボーイ』(6月1日独占配信)と、チュ・ヨンウチョ・イヒョンによるファンタジーロマンス『巫女と彦星』(6月23日独占配信)だ。

■国家代表アスリートが集結!?  寄せ集め特別捜査チームが“正義のヒーロー”に! パク・ボゴム×キム・ソヒョン×イ・サンイ『グッドボーイ』

 元メダリストたちがメダルのかわりに警察手帳を片手に、不正と無責任が蔓延する社会に立ち向かう!

 IUと共演した『おつかれさま』ではピュアな青年役で人気を集めたパク・ボゴムが、『グッドボーイ』で演じるのはボクシング選手出身で、特別採用枠で警察官になったユン・ドンジュだ。かつては15戦無敗を誇るスター選手だったが、ある事件でドロップアウトし、第2の人生を正義のために身を投げることになる。

 ドンジュの永遠の想い人であり、現役時代は“射撃の女神”と呼ばれたアーチェリー選手で、父親の背中を追って警察官になったチ・ハンナ役には、『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』『偶然かな。』のキム・ソヒョン。ボクシング選手らしく闘志を向きだすドンジュと、静かに一撃必殺するハンナ、アスリートとして培った能力を武器にどんなふうに悪を倒していくのか。確かな演技力と可憐な魅力をもつ2人が、どんなケミストリーを発揮し、魅せるのか期待したい。

 また、フェンシング出身で警察学校首席のエリート、キム・ジョンヒョン役には、『損するのは嫌だから』『海街チャチャチャ』のイ・サンイ。円盤投げ出身のシン・ジェホンには『プレーヤー』シリーズでソン・スンホンとともに悪を倒したテ・ウォンソクが担う。

 彼ら元アスリートたちを「強力捜査チーム」に誘う、チーム長で元レスリング代表のコ・マンシクには、『イカゲーム』シーズン1、『怪物』などのホ・ソンテ。シリアスからコメディまで幅広い演技が魅力のバイプレーヤーだけに、個性派部下をどうまとめるか楽しみだ。

 そんな凸凹チームの前に立ちはだかる敵役には、『悪鬼』『Mr.プランクトン』のオ・ジョンセ。表向きは表彰までされたインソン市(ドラマの舞台のとなる架空都市)の勤勉な公務員だが、市を裏から掌握する影の男とのこと。数々の作品でくせもの役を演じてきた“千の顔をもつ男”がどんなヴィランぶりを魅せるのか。

 演出は、今年、日本でもリメイクドラマが制作された、サスペンスの傑作『怪物』(2021年)や、ラ・ミランイ・ドヒョンの母子ドラマに泣かされた『良くも、悪くも、だって母親』など、丁寧な物語作りで定評のあるシム・ナヨン、脚本はイ・ジョンジェの『補佐官』シリーズなどで知られるイ・デイルと、注目のスタッフが初タッグ。現地JTBCでは土日ドラマとして放送される。

●配信情報

『グッドボーイ』6月1日(日)からPrime Videoで独占配信

[2025年/全16話]演出:シム・ナヨン『十八の瞬間』『怪物』『良くも、悪くも、だって母親』 脚本:イ・デイル『補佐官』シリーズ、『ライフ・オン・マーズ』『キスして幽霊!~Bring it on, Ghost~』

出演:パク・ボゴム、キム・ソヒョン、オ・ジョンセ、イ・サンイ、ホ・ソンテ、テ・ウォンソク

『グッドボーイ』写真提供:Prime Video