■日本の茶漬けと韓国のクッパ、食べ方の違いも
松重豊が番組でやって見せた鯛茶漬けの食べ方も、韓国人の目には新鮮に映る。
まずはタレがからんだ鯛の刺身をごはんにのせて食べる。そのあと、刺身とタレをのせたごはんにお茶をかけて食べる。そうすると、お茶の熱で刺身に歯ごたえが生まれる。福岡名物のゴマ鯖(濃い目のタレに漬けた鯖の刺身)でも同じことをすれば4通り楽しめる。
日本のお茶漬けに相当する韓国の食べものといえばクッパだ。具入りの汁物にごはんを投入してかき込むように食べるクッパには鯛茶漬けのような繊細さはないが、また違ったダイナミズムがある。
