同じボス弁のもとで働いているムンジョンは妊娠したことで状況が変わった。彼女は正当な産休を取ろうとしているのだが、どうもボス弁が冷たい感じがする。それによって彼女の悩みが深くなっていったのだ。

 ボス弁との関係が一番難しくなったのがチャンウォンだ。彼はボス弁と性格的に合わない。しかも、チャンウォンは嫌な仕事ばかりさせられていた。彼は大企業の御曹司であり、父親からは弁護士を辞めて経営に入れと言われている。

 ヒジは国選弁護士を引き受けて大いにやりがいを感じた。このまま国選弁護士専門になろうとしたら、ジュヒョンから「国選弁護士の場合、難しい訴訟案件が多すぎて大変だ」と言われて、そこが悩みの種となっている。

 以上の4人に比べて、恵まれているのがサンギだ。彼はボス弁から大学院の博士課程への入学を勧められた。サンギとしてもその気になってきた。ボス弁は年上の魅力的な女性。そのボス弁と酒を飲んでいる間に、なにやら深い関係に陥っていく……。

 こうして結末を迎えていく『瑞草洞<ソチョドン>』。脚本家イ・スンヒョンは現役弁護士であり、訴訟や依頼人の事情に熟知している。それだけに、『瑞草洞<ソチョドン>』は法廷ドラマとして卓越した展開を持っており、アソシエイト弁護士の立場に寄り添う内容にもなっている。すでに最終回まで配信されているので、最後まで一気に見たい人にとっても都合がいい。ぜひ法廷ドラマの醍醐味を味わってみよう。

『瑞草洞<ソチョドン>』U-NEXTにて独占配信中 (C)CJ ENM Studios Co., Ltd.

●配信情報

『瑞草洞<ソチョドン>』U-NEXTにて独占配信中

[2025年/全12話]演出:パク・スンウ 脚本:イ・スンヒョン

出演:イ・ジョンソク、ムン・ガヨン、カン・ユソク、リュ・ヘヨン、イム・ソンジェ

(C) CJ ENM Studios Co., Ltd.