さらに、韓国ドラマに話を転じてみよう。韓国では、「隣家の箸の本数まで知っている」という話があるほど、周囲の人のことに関心を強く持つ人が多い。そういう傾向がドラマを作り上げるときに生きてくる。つまり、他人のことを知りたがる人たちの嗜好に合わせてドラマの脚本が作られている。
それゆえ、どんなドラマも群像劇になりやすいし、主人公たちだけでなく周囲のみんなの話も物語に入ってくる。この多面性こそが、韓国ドラマの真髄と言える。
物語の軸は一つでなく3つも4つもある。『エスクワイア : 弁護士を夢見る弁護士たち』も、その典型的な作品になっている。
●配信情報
Netflixシリーズ『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』独占配信中
[2025年/全12話]演出:キム・ジェホン『財閥 x 刑事』、『悪の心を読む者たち』『悪鬼』(ともに共同演出) 脚本:パク・ミヒョン
出演:イ・ジヌク『私のヘリへ〜惹かれゆく愛の扉〜』『イカゲーム』シーズン2&3『Sweet Home―俺と世界の絶望―』、チョン・チェヨン『組み立て式家族〜僕らの恋の在処〜』『ゴールデンスプーン 』、イ・ハクジュ『こうなった以上、青瓦台に行く』『ジャガイモ研究所』、チョン・ヘビン『オッケー!グァン姉妹』『レバレッジ』