そういう意味で、『テプン商事』は経済危機の中で変わりゆく韓国の「古き良き時代」を思い起こさせるドラマになっている。
確かに、「温情経営」は今の韓国社会でもすっかり過去の遺物になってしまったかもしれないが、実は人々が助け合うという美風であったことも確かだ。そのことを改めて痛感させるのが、ジュノが演じるカン・テプンの血の通った生き方なのである。
●配信情報
Netflixシリーズ『テプン商事』独占配信中
[2025年/全16話]演出:イ・ナジョン、キム・ドンフィ 脚本:チャン・ヒョン
出演:ジュノ(2PM)、キム・ミンハ、キム・ミンソク、クォン・ハンソル、イ・チャンフン、キム・ジェファ、キム・ソンイル、イ・サンジン、キム・ジヨン、キム・サンホ