進まぬマイルの統合を尻目に、アシアナ航空の大韓航空への吸収ロードマップは着実に進んでいる。

 これまでアシアナ航空は、仁川国際航空の第1ターミナルを使っていたが、今年の1月14日から、大韓航空が利用している第2ターミナルに全面移転が行われた。韓国で大韓航空に次いでいたアシアナ航空はかなりの便数がある。それをそっくり移転すことは大変なことだ。

 1月中旬、移転後にアシアナ航空で仁川国際空港に到着した。早朝で利用客が少ない時間帯だった。飛行機をおり、案内に従ってイミグレーションに進んでいく。途中の案内表示には、みごとなほど、アシアナ航空の名前が加えられていた。

 仁川国際空港の第1ターミナルと第2ターミナルは、その構造が似ていた。そのなかを進む。わかりやすい。その先にあるイミグレーションの構造も第1ターミナルに似ていた。

「これなら困ることもないかな」

 荷物が出てくるターンテーブルを眺めながら呟いていた。

午前4時すぎ、アシアナ航空機は仁川国際空港の第2ターミナルに到着した