■韓国の世相を反映する作品
ここ数年の韓国映画やドラマの題材には大きく二つの流れがある。
ひとつは貧困や借金暮らしから脱出すべく主人公がもがく話。映画『しあわせな選択』『ビニールハウス』『ベイビー・ブローカー』『パラサイト 半地下の家族』、ドラマ『韓国でビルオーナーになる方法』『ウンスのいい日』『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』『イカゲーム』などがその例だ。
もうひとつは左遷などでソウルから田舎に都落ちした主人公が苦労したり、自己実現したりする話。ドラマ『ジャガイモ研究所』『隠し味にはロマンス』『涙の女王』『私たちのブルース』『海街チャチャチャ』『サムダルリへようこそ』、映画『茲山魚譜 チャサンオボ』『リトル・フォレスト 春夏秋冬』などにそんな要素があった。
そう言えば、先日、韓国で1500万人動員を達成した大ヒット映画『王と生きる男』も、都落ちしてきた失意の若き王が村人たちと交流し、生きる喜びを見出していく話だった。
ドラマや映画が世相を映す鏡だとしたら、韓国の人々は苛烈な競争社会に疲れていることになる。『都会の部長 田舎へ行く』のテフンは果たしてソウル復帰を果たせるのだろうか?
●配信情報
『都会の部長 田舎へ行く ~異動先はシムウミョン ヨンリリ~』
U-NEXTにて独占配信中(毎週木曜日、最新話更新)
[2026年/全12話]演出:チェ・ヨンス 脚本:ソン・ジョンリム、ワン・ヘジ
出演:パク・ソンウン、イ・スギョン、イ・ジヌ、チェ・ギュリ、イ・ソファン
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