■韓国で定着したスパム、ルーツは米軍放出品でプデチゲの主材料
韓国でスパムがよく食べられている背景には、日本植民地時代からの解放後、韓国に駐留している米軍の放出品だったからという少し悲しい歴史がある。保存がきく肉として重宝されたスパムは、朝鮮戦争を経て世界最貧国だった韓国の貴重なたんぱく源だった。日本の沖縄にスパムを使った料理が定着しているのも同じ理由だろう。
スパムが主材料の庶民的な鍋料理プデチゲのプデは、ずばり米軍の部隊(プデ)のことだ。キムチチゲをベースとした辛いスープとスパムの油と塩気がダイナミックな旨味を作り出し、ごはんがもりもり食べられる。残ったスープにインスタントラーメンの乾麺を入れても旨い。夜ならソジュが進む。
スパムはヘルシーなイメージからは遠いが、最近は韓国製造で塩分や油分が控えめな商品や鶏胸肉を使ったもの、コチュジャン風味、TERIYAKI風味など多様化が進んでいる。
スパム好きな子供も多く、もらって困る人はいないため、最近は贈答品としても人気がある。韓国を訪れた際に、いっぷう変わった韓国土産として買って、ドンマンのように気分のよいときに焼いたり、鍋にしたりして食べてもいいだろう。
●配信情報
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