■水上恒司&ユンホが「リンダリンダ」を熱唱
韓国で日本の大衆文化が解禁され始めて28年が経過した。本作でそれを象徴する場面が、相葉とシウがカラオケでTHE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」を歌うシーンだ。この場面で昨年リバイバル上映された日本映画『リンダ リンダ リンダ』で、ペ・ドゥナ扮する女子高校生が熱唱する姿を思い出した人も多いだろう。
日韓スター俳優のデュエット場面と言えば、水上恒司&ユンホに負けない豪華版がある。日韓合作映画『ノーボーイズ,ノークライ』で、妻夫木聡とハ・ジョンウ扮する薄幸のやさぐれ青年二人が、日本のどこにでもありそうな団地の広場で開かれたカラオケ大会に飛び入り参加し、パフィーの「アジアの純真」をやけ気味に歌うシーンだ。
ハ・ジョンウは、チェ・ミンシクと共演した映画『悪いやつら』でも日本語を使っていた。彼も『TOKYO BURST-犯罪都市-』のユンホも日本語のセリフで苦労したはずだが、発音勝負ではハ・ジョンウより日本活動歴の豊富なユンホの圧勝だ。それほどユンホの日本語は聴きものである。
また、本作では『犯罪都市』シリーズや『私たちのブルース』のパク・ジファン扮する韓国ヤクザが、日本語を話すシーンもある。彼の場合はその類を見ない顔面力と柄の悪さで押し切っている感じで、日本語の上手い下手はまったく気にならない怪演を見せている。
●作品情報
『TOKYO BURST-犯罪都市-』公開中
[2026年/116分]監督:内田英治 脚本:三嶋龍朗、内田英治 アソシエイトプロデューサー:マ・ドンソク
出演:水上恒司、ユンホ(東方神起)、渋川清彦、青柳翔、ヒコロヒー、長谷川慎、井内悠陽、木下暖日、とにかく明るい安村、霧島れいか、後藤剛範、上田竜也、菅原大吉、パク・ジファン、鶴見辰吾、ピエール瀧、オム・ギジュン、福士蒼汰
製作:「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ 配給:KADOKAWA/BY4M STUDIO
(C)2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ