■『鉄槌教師』ロケ地紹介、仁川広域市・虹霓門とは?

『鉄槌教師』では、ファジンの婚約者で高校教師のチェ・ガユン(ハヨン)が、不登校を繰り返す学生チョ・グチョル(イ・ボンジュン)に寄り添う場面がある。

 ガユンは朝夕を問わず、グチョルの住む坂の上のアパートに通い、登校するよう説得するのだが、このアパートの下にトンネルのような門が登場する。これは韓国北西部に位置する仁川広域市にある虹霓門(ホンイェムン)だ。

 1883年の仁川港開港後、多くの日本人が仁川へ移住し、鷹鳳山(ウンボンサン)南側の中央洞と官洞に居住した。やがて日本人居留地の人口増加に伴い、山の北側にある万石洞へと生活圏を拡大する必要が生じた。そこで山腹を切り開いて造られた通行路が虹霓門である。山に穴をあけて作ったことから、当時、日本人たちは「穴門」という別名で呼んでいたという。

 約2年の歳月をかけ花崗岩をひとつひとつ積み上げて造られた高さ約13m、幅約7mの石造アーチ門は、現在、仁川有形文化財第49号に指定されている。

『鉄槌教師』に登場する不登校学生の住むアパートロケ地、仁川広域市の虹霓門
虹霓門の上から仁川港方面へと続く道を眺めると、虹霓門が山を切り開いて作られたことがよくわかる

●仁川広域市へのアクセス

ソウル駅から仁川駅まで地下鉄1号線で約1時間15分。