韓国時代劇には魅力的な男性主人公が多いが、その中から、実在していなかった3人の極上キャラクターを選んでみよう。ドラマのためだけに生み出された存在であっても、「もしこんな人が本当にいたら」と妄想を膨らませてしまう。それほど、彼らは生き生きとした輝きを放っている。

 上流社会の危険な愛欲ゲームを描いたNetflix『スキャンダル』では、チ・チャンウクが演じるチョ・ウォンのキャラが心底うっとりするほど独特だ。彼を含めて、韓国時代劇の三大魅惑キャラを改めて選んでみよう。

■韓国時代劇「三大魅惑キャラ」!選ばれた3人は「劇的に変身した風流人」「暗殺危機を乗り越えた世子」「希代のプレイボーイ」

●ナムグン・ミンが演じる『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』のイ・ジャンヒョン

 物語は清国の大軍が容赦なく攻め込んできた凄惨な時代を描いている。地獄のような状況の中で、本来は優雅な佇まいを見せていたイ・ジャンヒョンは、自分のプライドをかなぐりすてて、愛するユ・ギルチェ(アン・ウンジン)を全力で守り抜こうとする。

 特に、軽いノリの風流人だったはずのジャンヒョンは、ギルチェがどん底に突き落とされそうな大ピンチのたびに、鋼鉄のように硬くて強い覚悟で果敢に闘っていく。

 愛する人を守るために修羅へと変わるギャップの極端さは、見ている人の胸をギュッと締め付けるほどお見事だった。

●ド・ギョンスが演じる『100日の郎君様』のイ・ユル

 イ・ユルはもともと、頭脳明晰で氷のように冷たい完璧主義者の世子だった。ところが、暗殺危機に陥って記憶喪失になると、一転して純朴な村の農民へと生まれ変わった。

 かつて家臣を震え上がらせていた威厳はすっかり消えて、どこか憎めなくて可愛いキャラになっていった。この落差がたまらないのだ。

 しかし、記憶が甦ってくると、再び燃え上がる炎のような闘志を見せて、自分を陥れた悪人たちに向かって果敢に攻め込んでいく。その姿は、思わず拍手を送りたくなるほど痛快だった。