■生き霊を認知する脳の部位?
はやともさんの話を聞いていると、幽霊は思った以上にそこら中にいて、世の中は生き霊だらけだ。
「脳神経学の先生に調べてもらったら、生き霊を見ている時は嗅覚の部位が活性化しているそうです。生き霊は匂いみたいです」
フェロモン? だから浮気がわかった? 生理的に匂いの影響は大きいそうだし、ネガティブな匂いで太ることはあるかも。幽霊を見ている時はというと、脳全体が活性化するそうだ。生き霊は匂い、死霊は正体不明。
では死霊、生き霊問わず、何か嫌なものに憑かれた時、応急処置としてできることはないのだろうか?
■憑かれた時は自宅でミニ滝行!
「霊能者の方はそれぞれセルフの祓い方を持っているんですが、手軽ですっきりするなと思ったのは粗塩ですね。スーパーで売ってる伯方の塩なんかでいいので、つむじのてっぺんにのっけて、冷水のシャワーを3~5分ぐらいあびるんですよ。
なにより手頃じゃないですか。最初はちょっとしんどいですけど、30秒ぐらいで慣れるので、すっきりして「とれた!」って体感できると思います」
最新刊『憑いてる人は痩せません』では「ひと掴みの粗塩を入れた塩湯」をオススメしていたはやともさんだが、「お風呂を沸かすのも面倒なぐらい疲れた(憑かれた)」時は、まずはこれとのこと。
要は塩湯と同様、塩や水で祓うわけだが、これをさらに「上級者モード」にしたのが、いわゆる滝行だという。
「絶対にとれたとなったのが滝行ですね。案内していただいたお寺の方も、お祓いの意味はまったくないです。ただの修行ですとおっしゃる。そりゃそうだろうなと思ったんですが、水から出ると『これは絶対とれている』と実感できたんです」
滝行はすごいのだ。そのミニ版が「シャワー+粗塩」ということ。
「ちなみに、滝の水は2カ月前の水なんだそうです。僕が行ったのは6月でしたが、4月の水を浴びたわけですね。9月ぐらいに行くと7月の水なのでそんなにつらくないそうです」
インタビューの最後には、こんな「滝行マメ知識」も教えてくれたはやともさん。11月2日の有明アリーナのライブは完売、著書も大ヒット連発と絶好調。
優しくも不思議な“はやともワールド”の一端は最新刊『憑いてる人は痩せません 生き霊「お祓い」ダイエット』で知ることができる。生き霊と脂肪を落としながら読むべし、だ。