キム・ゴウン主演のNetflix韓国ドラマシスターズ』は大変おもしろく観たが、ストーリーもキャスティングもなかなかヘビーだった。そこで、口直しにと思って、Netflixで配信スタートした韓国映画20世紀のキミ』を観た。

 物語の時代設定は1999年。舞台は忠清北道(충청북도/チュンチョンブクト)の中心都市、清州(청주/チョンジュ)だ。江辺の東ソウルバスターミナルや江南の高速バスターミナルから1時間半ちょっとで行ける。ユン・シユン主演ドラマ『製パン王キム・タック』やソ・ジソブ主演ドラマ『カインとアベル』の撮影地としても知られている。

 サムギョプサルの塩焼きや醤油焼は清州が発祥の地という説があり、市内にはサムギョプサル店が並ぶ「西門市場サムギョプサル通り」がある。

『20世紀のキミ』は13歳から観られる健全なラブストーリーだが、キャスティングなどについて思うところあったので書いておく。

清州の観光資源で日本の旅行者にアピールしそうなのがサムギョプサル
清州の西門市場とその周辺にサムギョプサル専門店が集まっていて競争が激しいので、各店が特徴を出している。写真の店は肉質と、バナーを使ったファイアーショーのような演出がウリ
清州はドラマ『製パン王キム・タック』の撮影地でもある。写真は主人公(ユン・シユン)が働いていたパン屋さん。実際にパン屋さんとして営業していて、コーヒーも飲める