●第56回/2021年
“Netflixの息子”ソン・ガンが『Sweet Home−俺と世界の絶望−』でノミネートされる一方、同じく『Sweet Home』のイ・ドヒョンが主演作『18アゲイン』で名があがり、一人二役的なアプローチを見事に演じたイ・ドヒョンに新人賞が与えられる結果に。
イ・ドヒョンは今年『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』が作品賞にノミネート、Netflix最新作『良くも、悪くも、だって母親』も配信スタートして、大活躍中だ。
ほかにも、『ペントハウス』のキム・ヨンデ、『人間レッスン』のナム・ユンス、『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』の ナ・イヌと、注目の若手スターが揃った。
女優は、『ペントハウス』のキム・ヒョンス、『Sweet Home』のパク・ギュヨン、『タイムズ』 イ・ジュヨン、『怪物』のチェ・ソンウンという、新人ながら確かな演技力で作品にインパクトを与えた面々がノミネート、『人間レッスン』のパク・ジュヒョンに軍配が上がった。
パク・ジュヒョンは、キム・ヨンデ主演最新作『禁婚令:朝鮮婚姻禁止令』でヒロインを演じ、次世代ラブコメクイーンとして浮上している。
●第57回/2022年
昨年は、作品賞にも輝いた『D.P.』のク・ギョファンが新人賞に。同じく『D.P.』でノミネートされたシン・スンホ、『今、私たちの学校は…』で名前があがったユ・インスは、その後『還魂』で個性豊かな魅力を輝かせている。ほかにも『二十五、二十一』でチェ・ヒョヌク、『ラケット少年団』でタン・ジュンサンが候補者にあがった。
女優は、『今、私たちの学校は…』からイ・ユミとチョ・イヒョン、『イカゲーム』のチョン・ホヨン、『未成年裁判』のイ・ヨンといずれ劣らぬ個性派たちがノミネートされるなか、『調査官ク・ギョンイ』のキム・ヘジュンが受賞。キム・ヘジュンはその後、ディズニープラスオリジナルの『コネクト』でも印象的な演技を見せている。
ちなみに、映画部門では過去に、イ・ジュンギ(2006年『王の男』)、チャン・グンソク(2008年『楽しき人生』)、イ・ミンギ(2010年『TSUNAMI−ツナミ−』)、キム・スヒョン(2014年『シークレット・ミッション』)、キム・ヨングァン(2019年『君の結婚式』)らが新人賞を手にしている。