『離婚弁護士シン・ソンハン』3話、二日酔いの朝に店で食べる即席麺

 韓国では朝から、「ヘジャン(胃腸を整え、酔いを覚ますこと)」のためにラーメンを食べる人は珍しくない。

 ラーメンと言ってもラーメン屋さんのラーメンではない。韓国にも日本のような手の込んだラーメンの店はあるにはあるが、まだ一般的ではない。ラーメンと聞けばインスタントの袋麺を思い出す人が圧倒的に多い。

『離婚弁護士シン・ソンハン』3話では、ソジュ15本とビール36本を飲み、重症の二日酔いになった弁護士(チョ・スンウ)が、遅刻してきた事務長(キム・ソンギュン)とともにラーメン屋さんに入るシーンがあった。

 そこは「ラミョンチプ(ラーメン屋)」という店名だったが、店主(カン・マルグム)の後ろの棚には赤いパッケージの袋ラーメンが並んでいた。韓国でよく見かける軽食チェーン「キンパ天国」などでも、ラーメンを頼むと袋麺を茹でて卵を落とし、ネギを散らしたものが出てくるのが普通だ。

韓国では、一部の日本式ラーメン専門店以外の飲食店で、ラーメンと言ったら即席の袋麺で作ったものを指す

 ●配信情報

Netflixシリーズ『離婚弁護士シン・ソンハン』独占配信中

[2023年/全12話]監督:イ・ジェフンキム課長とソ理事 ~Bravo! Your Life~』 脚本:ユ・ヨンア『ボーイフレンド』『39歳

出演:チョ・スンウ、ハン・ヘジン、キム・ソンギュン、チョン・ムンソン、カン・マルグム