〔1761年〕秋にイ・サンの嫁選びが始まる。金時黙(キム・シムク)の娘が選ばれた。

〔1762年〕2月にイ・サンが金時黙の娘と結婚。後の孝懿(ヒョウィ)王后である。

〔1762年〕閏5月に英祖の命令によって思悼世子が米びつに閉じ込められて餓死する。当時、イ・サンが英祖に対して父の助命を嘆願したが聞き入れられなかった。

〔1762年〕ソン・ドギムが王宮に入り宮女の見習いとなった。その際、恵嬪ホン氏の元に預けられた。ソン・ドギムの父親が仕えた洪鳳漢の配慮があったと推察される。

〔1764年〕 英祖の側室であった映嬪(ヨンビン)イ氏が亡くなる。ここからドラマ『赤い袖先』が始まる。

〔1766年〕イ・サンはソン・ドギムに対して「承恩」を受けるように命じた。この承恩は国王が意中の女性と一夜を共にすることを指している。しかし、ソン・ドギムが承恩を断っている。同じ歳のイ・サンの妻を気遣ったからだと言われている。

〔1773年〕ソン・ドギムはイ・サンの2人の妹(清衍と清璿)と一緒に、当時とても人気があった古典小説『郭張両門録』の筆写に取り組んでいる。

〔1775年〕11月に英祖がイ・サンの代理聴政(テリチョンジョン/摂政のこと)を表明した。老論派の重臣たちの激しい反対があったが、英祖は意志を押し通し、12月にイ・サンの代理聴政が決定した。

〔1776年〕3月5日に英祖が亡くなった。享年82歳であった。3月10日にイ・サンが22代王として即位した。

●作品情報

『赤い袖先』

[2021年/全17話]※TV放送は全27話 

演出:チョン・ジイン、ソン・ヨナ 脚本:チョン・ヘリ

出演:ジュノ(2PM)、イ・セヨン、カン・フンイ・ドクファ

DVD&Blu-ray販売元‏:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン